EXILE TRIBE×ショートショートフィルム&アジア『CINEMA FIGHTERS』プレミア上映レポ

SSFF&アジア2017舞台挨拶

 1999年に俳優の別所哲也が立ち上げたアジア最大級の国際短編映画祭ショートショートフィルム&アジア(略称:SSFF&ASIA)のオープンニングセレモニーが、6月1日都内で行われ、本年より始まった新プロジェクト『CINEMA FIGHTERS』の6作品がプレミア上映された。舞台挨拶には、『CINEMA FIGHTERS』のプロデュースを手掛けたEXILE HIROをはじめ、AKIRA、岩田剛典、山田孝之、Dream ami、石井杏奈、鈴木伸之、桜庭ななみ、水崎綾女、河瀬直美らキャスト・監督が勢揃いした。

 今年で19回目を迎えるSSFF&ASIAは、6月25日(日)まで、東京5会場、横浜1会場にて、世界140以上の国と地域から集まった9000本の中から選りすぐりの250作品が上映される。本年より始まったEXILE TRIBE×別所哲也によるコラボプロジェクト『CINEMA FIGHTERS』は、作詞家・小竹正人の手掛けたLDH楽曲を短編映画にする新しい試み。河瀬直美ほか、気鋭の監督計6名が、三代目J Soul Brothers「Unfair World」などの人気楽曲を題材に、オリジナリティ溢れる作品を手がけている。

 エグゼクティブプロデューサーを務めたHIROは「小竹さんの楽曲をそれぞれの監督さんが選び、個性が色濃く出ていて、バラエティに富んだ作品ばかりになりましたし、出来上がりを見て感動しました」とコメント。「映画が大好きなので、自分たちに一生懸命取り組んで最高の作品を作っていたけたら」と今後の映画製作にも意欲をみせた。

 『CINEMA FIGHTERS』の一作、『パラレルワールド』の監督を務めた河瀬直美は、「とても刺激的なプロジェクトだと思いました。お話をいただいたときは小竹さんの世界を壊すことなく、共存できることを考えました」と本プロジェクトに参加できた喜びを明かした。また、舞台挨拶も終わりに近づいた頃、喋りたりないという河瀬監督が「HIROさんは何歳ですか?」と突然の質問。この日6月1日はHIROの48歳の誕生日。登壇者、会場の観客による『ハッピーバースデー』の合唱に、HIROは「ありがとうございます」と満面の笑みを浮かべた。

 なお、リアルサウンド映画部では近日、EXILE HIROと別所哲也の対談を掲載する予定だ。

      

   

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