『君のまなざし』舞台挨拶レポ 大川宏洋「観ていただいた方に幸せをお届けできる作品」【PR】
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ニュースター・プロダクション製作によるオリジナル映画『君のまなざし』の初日舞台挨拶が、5月20日にシネマート新宿にて行われ、キャストの梅崎快人、水月ゆうこ、大川宏洋、手塚理美、黒田アーサー、監督の赤羽博が登壇した。
大川隆法が製作総指揮を務め、ニュースター・プロダクションの代表の大川宏洋が総合プロデュース、脚本、出演、主題歌歌唱を務めた『君のまなざし』は、現代と平安時代、2つの時代が行き来しながら、3人の若者が真理を求める姿を描いた“新感覚スピリチュアル・ミステリー”だ。 大学生の健太(梅崎快人)が、友人の朝飛(大川宏洋)に誘われ、夏休みに長野のペンション「たちばな」で住み込みで働くことになり、そこで以前に神社で出会った巫女のあかり(水月ゆうこ)と再会、3人が不思議な現象に巻き込まれていく模様を描く。
登壇者らの挨拶の後、映画初出演にして主演を務めた感想を問われた梅崎は、「大変な世界に入り込んでしまったというのが率直な感想(笑)。長台詞が多くて重圧があったけれど、みなさんに支えてもらって演じきれたと思います」と語り、物語のキーパーンを演じた水月は撮影の苦労を問われ、「梅崎さんがイケメンすぎて、目を合わせるのが大変だった」と言って会場の笑いを誘った。過去の事件をきっかけに復讐に身を投じる朝飛を演じた大川は、「感情の振れ幅が大きい役柄で、日常を過ごしているときと、事件が起こったときのギャップを表現するのが難しかった。(中略)健太の光と朝飛の闇の対比が本作のポイント」と語った。
役者として先輩にあたる手塚理美は、初映画出演を果たした3人に対し、「今どきこんなにも清々しい若者がいるのかと思いました。全然すれていなくて(笑)」と印象を明かし、黒田アーサーは、「本当に3人はほとんど演技経験がない。今日、ご覧になった方はびっくりしたと思うんですけれど、こんなにもできるものなのかと。もちろん最初は硬いところもあったけれど、日に日にスキルが上がっていって、最後には立派な俳優になっていた」と、その成長について語った。
一方で、ベテランの役者陣に対し、梅崎は「プロ意識を学びました。手塚さんが幽霊として僕の枕元に立つシーンは、本気で怖かった。黒田さんともみ合うシーンでは、思いっきりぶつかってきてくれて、おかげで『ここまで感情を出して良いんだ』ということがわかりました」と述べた。
赤羽監督は、「みなさん、今日の梅崎さんを見てわかるように、彼は素直だけれど、とてもおっちょこちょいで、僕の苦労はわかっていただけると思います(笑)」と言って場を和ませた後、「最初は大変だったけれど、だんだんと端正な顔立ちになって、とても素敵な俳優さんになった。(中略)この映画は、新人の3人が演じたことで映画の良さが出た。この出会いに感謝しています」と、役者陣を讃えた。
撮影中にスピリチュアルなエピソードはあったのかとの問いには、水月が「クランクアップの時に、監督から花束をいただいて、ロケバスの中で心の底から感謝を唱えることができて、唱えた瞬間に近くのチャペルで鐘が鳴ったんです」と答えたものの、ほかの出演者らから「それは単なる偶然」と突っ込まれ、会場が爆笑に包まれる一幕もあった。水月は「こんなに否定されるとは思わなかった(笑)」と、照れ笑いを浮かべた。
最後に大川は、「映画製作の仕事に携わって、初めて納得できる作品ができました。必ず観ていただいた方に幸せをお届けできる作品だと思います」、水月は、「初めての演技経験でみなさんを困らせる場面もあったけれど、なんとか完成して、私も映画の一部にしていただけました。映画の中に登場する素敵な言葉が、なにかひとつでもみなさんの心に刺されば嬉しく思います」、梅崎は、「撮影中はなんどもくじけそうになったけれど、その度に赤羽監督の『お前はなんのために主演を張っているんだ』という言葉が支えになりました。観ていただいているみなさまの幸せのためにやっているのだと思い出して、やりきることができました」と、それぞれ語った。
(取材・文=松田広宣)
■公開情報
『君のまなざし』
5月20日(土)より全国公開
出演:梅崎快人/水月ゆうこ/大川宏洋/日向丈/長谷川奈央/春宮みずき/合香美希/手塚理美/黒沢年雄(特別出演)/黒田アーサーほか
監督:赤羽博
配給:日活
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