『Chef 〜三ツ星の給食〜』子役の美少女ぶりが話題に! 市原かれんは芦田愛菜に続くか?

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『市原 かれん | ASIA PROMOTION』

 三ツ星レストランの天才シェフが、オーナーの策略で失脚し、テレビプロデューサーの企画で学校給食を作ることになる。定番の筋書きでありながら、突拍子もない設定に、第1話の頃からネット上では賛否両論が巻き起こっているフジテレビ系木曜22時のドラマ『Chef 〜三ツ星の給食〜』(フジテレビ)。

 1日に放送された第8話では、児童の投票で決まる月に一度の「お楽しみ給食」の日に、学校全体の水道が赤錆で汚染され使えなくなってしまう。水を使わずに、牛乳だけで調理できる給食に変更し、給食室のスタッフ全員が奮闘する矢先、牛乳アレルギーの児童がいることが発覚するという内容だった。

 学校給食におけるアレルギー対策というのは、近年とくに大きく取り上げられるようになったトピックである。今回のエピソードで、初めてこのテーマに挑んだわけだが、案の定ネット上では「これまでの献立は大丈夫だったのだろうか」といった声が目立った。本作に寄せられてきた批判的意見の中心であるリアリティーの欠如に対する配慮として、現実的な給食の問題点を取り上げたようにも思える。だが、第6話のオニオングラタンスープなど、乳製品を使った献立がこれまで登場していたこともあり、かえって不自然さを示してしまう結果になった。

 一方で、それ以上にネット上で大きな話題を集めていたのは、その牛乳アレルギーを持つ児童、上原のぞみを演じていた子役である。5年生の教室のほぼ中央の席に座る美少女に、Twitter上では放送中から「あの子は誰だ」とのつぶやきが多数あげられていた。劇中でも、給食室の面々を取材するテレビスタッフの一人が、「可愛い」と言ってカメラを向ける一幕もあるほどに、なんとも王道の美少女ではないか。

 この上原のぞみ役を演じていたのは、現在11歳の市原かれん。まだキャリアは浅いながら、今後の活躍に期待が持てる逸材だ。昨年秋に放送されたフジテレビ系ドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』では、飯豊まりえ演じる“つるこ”こと鶴見知利子の幼少時代を演じ、映画『ストレイヤーズ・クロニクル』でも高月彩良の幼少時代を演じていた。

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