『破裏拳ポリマー』、溝端淳平主演で実写映画化へ 「ヒーローとは無縁だと思っていました!」

『破裏拳ポリマー』溝端淳平主演で実写化

 溝端淳平主演作『破裏拳ポリマー』が、2017年5月に公開されることが決定した。

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 本作は、『ガッチャマン』『タイムボカン』シリーズのタツノコプロにより、1974年に制作された同名アニメを実写化したSFアクション。元ストリートファイターの探偵で、奥義“破裏拳”を操る拳法の達人・鎧武士が、平和と正義のために悪の野望を打ち砕く模様を描く。

 メガホンを取ったのは、『仮面ライダーフォーゼ』『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』の坂本浩一監督。本作でアクションに初挑戦する溝端が主人公の鎧武士を演じるほか、謎の美女・稗田玲役で原幹恵、警視庁の刑事・来間譲一役で山田裕貴、武士の助手・南波テル役で柳ゆり菜が出演する。

溝端淳平(鎧武士役)コメント

デビューして10年ですが、ずっとヒーローとは無縁だと思っていました! 今回オファーを頂き本当に光栄です。変身してからはスーツアクターの方がいる、と戦隊もの出身の人達から聞いていたのですが、 変身してからも顔が見えるので今回は自分で演じることになり、ちょっと聞いてた話とは違うなと思いました(笑)! この作品は正義という絶対的なものを信じながらも、傷付いて失ってへし折られ、それでも信念を貫く鎧武士の姿は現代では少ないキャラクターだと思います。バカで自分勝手だけど憎めない、そんな昭和の臭いがする役は演じさせてもらってとても刺激的でした。アニメ放映時に子供で懐かしみながら観てくださる方、新鮮に受け止められる若い方、普遍的なテーマの作品なので沢山の方にみてもらいたいです。

坂本浩一監督 コメント

「子供の頃、テレビで見ていた「破裏拳ポリマー」を自分の手で実写化出来るなんて!!」というのが初めの感想でした。今までも 数々のヒーロー作品を担当してきましたがアニメ原作は初めての挑戦です。ポリマーのファンだった人達から、ポリマーを知らない人達、特撮ファン、アニメファン、アクションファンなど、多くの人達へのゲートを広げた作品を目指しました。溝端くんには 通常の(映画映えする)アクションとは別に、本格的な格闘技の動きを身に付けてもらい、破裏拳という必殺拳法を体現していただきました。高い運動神経や動きのカンが素晴らしかったです。キャスト、スタッフ一丸となり作り上げた作品です。多くの人達に見てもらい、ハリウッドにも負けない日本のカッコいいヒーローを堪能していただきたいです。

タツノコプロ コメント

今から40年以上前に弊社が世に送り出した正義のヒーロー『破裏拳ポリマー』が、長い時を経て再び悪と戦うために立ち上が ります。“ポリマー”はそれまでのタツノコヒーローとは少々趣きを変えた異色の変身ヒーロー作品であり、カンフーを元にした格闘系ハードアクションと、個性的なキャラクターたちによるコメディチックなやりとりが人気となりました。今回、坂本監督や溝端さんたち実力派俳優陣によって、これぞまさに“ポリマー”とも言うべき、笑えて熱いアクション作品に仕上げて頂きました。当時見てくださっていた原作ファンの方々も、今回新しく“ポリマー”という作品を知った方々にも楽しんで頂ける、ヒーロー映画の決定版『破裏拳ポリマー』に、私たちも大いに期待しております。

■公開情報
『破裏拳ポリマー』
2017年5月、新宿バルト9ほか全国ロードショー
出演:溝端淳平、山田裕貴、原幹恵、柳ゆり菜
原作:タツノコプロ
監督:坂本浩一
脚本:大西信介
配給:KADOKAWA
(c)2017「破裏拳ポリマー」製作委員会/(c)タツノコプロ
公式サイト:polimar.jp

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