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なぜ『オトナ女子』に共感できないのか? 同世代ライターが分析

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 10月15日(木)からスタートした新ドラマ『オトナ女子』は、篠原涼子、吉瀬美智子、鈴木砂羽がキャスティングされ、40歳の独身女性を主人公とした恋愛ラブストーリーとして放送前から注目されていた。しかし、蓋をあけてみれば初回放送の平均視聴率は、9.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)、以後、第2話が9.2%、第3話が7.2%と振るわない。ターゲットとされた「オトナ女子」からの反応もいまひとつだ。ドラマに描かれる『オトナ女子』と、実際の「オトナ女子」のギャップとは何なのかを分析した。

 ここで「オトナ女子」の価値観を示すアンケートを紹介したい。

 求人情報サイトエンウィメンズワークは、女性利用者1055人を対象に「自分磨き」をテーマにしたアンケートを行った。その結果、「自分磨きのためにしていること」として、20歳代は「ネイル、ボディ、ヘアのお手入れ」、30歳代は「ファッション」、40歳代以上は「身体によい食生活を心がける」が第1位となった。また、「自分磨きの目的」に「自分に自信を持つ」が1位、「人間としての成長」が2位となった。ここで注目したいのは、40代以上の結果として1位と2位の差異が世代間で1番少なく、年代を重ねるにつれて「仕事でのスキルアップ」「転職活動」を占める割合が増えていることだ。この結果から、現実の「オトナ女子」の価値観は外見より内面重視の傾向が強いことがわかる。(参考:女性の自分磨き、年齢とともに「外見」から「内面」へ

 ドラマ「オトナ女子」は、篠原涼子演ずる恋愛アプリを開発する部署で働くキャリアウーマン主人公・中原亜紀、独身、40歳である。ロングヘアーに胸元が大きく開いた色気漂うファッションを好む。女性だらけの職場で部下には「アラフォー独身キャリアウーマン」と好奇の目でみられ、一定の距離をおかれている。プライベートでは斎藤工演ずる売れない年下ミュージシャン・山岡伸治と同棲し、尽くしたあげく、彼のメジャーデビューが決まると同時に二股をかけられていた事実が発覚し、破局してしまう。そんな亜紀の心のよりどころはペットのネコと同い歳の女友達だ。高校時代からの友人吉瀬美智子演ずるフラワーショップのオーナーの大崎萠子、鈴木砂羽演ずるバツイチで3人の子持ちの坂田みどりはSNSで近況を報告しあい、頻繁に女子会を開く仲だ。ストーリーは、この“アゲマンだけど自分は幸せになれない”独身、40歳女性を中心に展開していく。

      

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