Hey! Say! JUMP・山田涼介、演技の強みは"真実味"  『24時間テレビ』ドラマに期待できることは

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(C)タナカケンイチ

 Hey! Say! JUMP・山田涼介が22日夜9時から放送の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ)のドラマスペシャル『母さん、俺は大丈夫』で主演をつとめる。サッカー部の副キャプテンに選ばれた矢先に脳腫瘍を患い、ピッチに戻ることを目指して闘病するという役柄だ。山田は2009年の24時間テレビのドラマスペシャル『にぃにのことを忘れないで』に主演である関ジャニ∞・錦戸亮の弟役として出演しているが、同シリーズで主人公を演じるのは今回が初となる。

 山田は2006年に『探偵学園Q』でドラマに初出演。『1ポンドの福音』『先生はエライっ!』(2008年)などに出演し、『左目探偵EYE』(2010年)で単独初主演をつとめた。『理想の息子』(2012年)で鈴木京香とダブル主演、2014年には『金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件』にて4代目の金田一一役を演じるなど、キャリアを積み重ねてきた。今年は『暗殺教室』で映画初主演に抜擢され、役者としての活躍が期待される若手ジャニーズのひとりだ。

 山田は役者としてどんな個性があるのか、また今回のスペシャルドラマに期待できることは何なのか。ジャニーズに詳しい佐藤結衣氏に話を訊いた。まず佐藤氏は、山田の俳優としての素質をこう語る。

「山田さんは俳優デビュー直後から、棒読みで見ていられない......という時期がなかったですね。憂いを帯びた表情が上手で、感情表現が豊かだと感じた記憶があります。とくに『にぃにを忘れないで』は愛らしい弟感に溢れていて、『所詮は先輩(錦戸)のバーター出演でしょ』という偏見を吹き飛ばすほどの存在感があった。感極まって涙を流すときの表情に真実味があって、見ちゃいけないものを見てしまったと錯覚するほど、本当に泣いているような迫力があったことを覚えています。のちに雑誌のインタビューにて、妹さんが難病を患っていたことを明かしていて、実生活の経験を演技に活かせるタイプなのかなと感じました」

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