梶裕貴『8番出口』書き下ろし小説を朗読「新たな『8番出口』の世界を体感して」

梶裕貴が朗読『8番出口』小説Audibleで配信

 映画『8番出口』の書き下ろし小説が梶裕貴の朗読により8月22日(金)からAudibleで配信される。

 累計販売本数190万本を突破し、全世界で社会現象となった“異変”探し無限ループゲーム「8番出口」。8月29日に予定されている二宮和也主演の実写映画公開を前に、監督・脚本を務めた川村元気が自ら書き下ろした小説が刊行され、Audibleでオーディオブックとして登場した。

 朗読を担当するのは、アニメ、ゲーム、ナレーション、洋画吹き替えなど幅広く活躍する声優・梶裕貴。無限に続くかのような地下通路をさまよい、“出口”を探し続ける一人の男。「異変を見逃さないこと」「異変を見つけたら、すぐに引き返すこと」「異変が見つからなかったら、引き返さないこと」「8番出口から、外に出ること」。不可思議な案内のもと、通路に“異変”があれば逆方向へ引き返し、なければそのまま前に進む。現実と非現実が入り混じる奇妙な世界で、ほんの些細な判断が運命を大きく左右する。迷い込んだ無限回廊から男は抜け出すことができるのか。小説版でしか出会うことのできない新たな“異変”が登場 し、登場人物に隠された謎も明かされる。

梶裕貴コメント

「自分自身、夢中になって遊んでいたゲームが、まさかの映画化・小説化し、そのうえ声優として参加させていただくことになるとは…!想像もしていなかった事象の連続に『これは異変なのでは…?』と少し不安になりつつも、大いに楽しみながら朗読させていただきました(笑)。実際にプレイした時の感覚、また、二宮さん演じる実写版の『僕』の雰囲気を脳内にイメージしつつ、声色や緩急、息の使い方などを試行錯誤し、オーディブルならではの魅力を引き出せるよう工夫を凝らしてみました。また新たな『8番出口』の世界を体感していただけたら幸いです。ぜひお聴きください!」

川村元気コメント

「映画は二宮和也、小説のオーディブルは梶裕貴。なんて恵まれた『8番出口』体験なのだろうと感動しています。映画と小説は双子のような関係です。映画で明かされなかった登場人物の秘密や心の内が、小説では詳らかに綴られています。梶さんはその機微を見事に、緊迫感を持ちつつ叙情的に演じてくれました。聞いているうちに、どんどん『8番出口』の世界に没入していく感覚を味わいました。これはまさに聴く小説であり、聴く映画なのだなと感激しました」

■詳細情報
『8番出口』
著者:川村元気
ナレーター:梶裕貴
発売日:2025年8月22日
出版社:水鈴社

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