恐竜の悩みをレントゲン写真で解決! 化石を見るのが楽しくなる絵本『きょうりゅうレントゲンびょういん』

絵本『きょうりゅうレントゲンびょういん』

 絵本『きょうりゅうレントゲンびょういん』が5月20日に株式会社パイ インターナショナルより刊行される。

 本書の舞台はは体の不調を訴える恐竜がつぎつぎとやってくる、不思議な病院。恐竜たちをレントゲン撮影すると、それぞれの恐竜の体のつくりや骨格が映し出され……。

 レントゲン病院という設定を使って、恐竜たちの体の造りや特徴を楽しく解説する、化石を見ることがさらに楽しくなる科学絵本だ。

■著者紹介
キョン・ヘウォン:大学で英文学を学びながら絵本の魅力にはまり、2004年イラストレーターとして活動を始め、 2014年『特別な友達』(日本未邦訳)で絵本作家デビュー。代表作は『エレベーター』『私はライオン』『大きな秘密の友達』『君より大きい』(日本未邦訳)など。2018年『きょうりゅうレントゲンびょういん』で台湾OPEN BOOK優良図書賞を受賞。恐竜が大好きで、恐竜をテーマにした絵本を数多く発表している。 

真鍋真:横浜国立大学教育学部卒業、米国イェール大学地質学・地球物理学部修士課程修了、英国ブリストル大学理学部Ph.D. 課程修了。博士(理学)。国立科学博物館・標本資料センター・コレクションディレクター、分子生物多様性研究資料センター・センター長、副館長・研究調整役。群馬県立自然史博物館・特別館長を兼務。恐竜など中生代の化石から読み解く爬虫類、鳥類の進化を主な研究テーマとしている。著書に『深読み! 絵本『せいめいのれきし』』『きみも恐竜博士だ! 真鍋先生の恐竜教室』(岩波書店)、『鳥になった恐竜の図鑑』(Gakken)など多数。図鑑の監修、「恐竜博」など展覧会、博物館の展示監修も数多く手掛けている。

こまつようこ:デザイン事務所で雑誌や書籍、CDジャケットのデザイン等を担当。独立後、韓国に語学留学。帰国後はフリーランスのエディトリアルデザイナーとして雑誌や書籍の装丁を手掛けながら、20年ほど韓国語の勉強を続ける。韓国語絵本の邦訳版の書籍装丁も多数。本書が装丁と韓国語翻訳を手掛ける初の絵本となる。

■書籍概要
書名:『きょうりゅうレントゲンびょういん』
https://pie.co.jp/book/i/5891/
仕様:B5判変型(257×180mm)/ハードカバー/56Pages(Full Color)
定価:本体1,400円+税
ISBN:978-4-7562-5891-5 C8798
発売日:2024年5月20日
文・絵:キョン・ヘウォン 監修:真鍋真 訳:こまつようこ
発行元:パイ インターナショナル

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