8作家による限界突破コラボ
特集:螺旋プロジェクト
「共通ルールを決めて、原始から未来までの歴史物語をみんなでいっせいに書きませんか?」
伊坂幸太郎の呼びかけで始まった、8作家による前代未聞の競作企画「螺旋プロジェクト」。
名を連ねたのは、伊坂幸太郎に加えて、朝井リョウ、大森兄弟、薬丸岳、吉田篤弘、天野純希、乾ルカ、澤田瞳子という注目の作家たち。
・「海族」VS「山族」の対立を描く
・共通のキャラクターを登場させる
・共通シーンや象徴モチーフを出す
上記3点を共通ルールとして定めて、それぞれの作家性を発揮して描かれた8つの物語は、時代を超えて繋がり、螺旋を描いていくーー。
リアルサウンド ブックでは、気鋭の書評家たちによる全8作品のレビューを掲載する。
人々の争いは原始の時代から紡がれてきたーー『ウナノハテノガタ』が問う、他者との出会いの意味
続きを読む
「もののふ」たちはなぜ1000年にわたって殺し合わなければならなかったのか? 中世の争いの歴史を描く『もののふの国』
続きを読む
明治時代を舞台に描かれる、海賊と海軍の衝突ーー薬丸岳が新境地を拓いた『蒼色の大地』
続きを読む
伊坂幸太郎が描く、時代を超えた対立の構造 作家8組が競演「螺旋プロジェクト」の試み
続きを読む
朝井リョウが突きつける、承認欲求という大敵ーー認められたいという欲望の厄介さ
続きを読む
2095年の東京に新たな“眠り姫”が生まれるーー読者を不眠へと誘うおとぎ話『天使も怪物も眠る夜』
続きを読む
奈良時代、聖武天皇が抱えていた孤独とは? 三宅香帆の『月人壮士』評
続きを読む
アンジェリーナ1/3「人を思いやる気持ちを忘れちゃいけない」 乾ルカ『コイコワレ』を読んで
続きを読む