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Duncan James

(ダンカン・ジェイムス)

全世界で1,300万枚ものCDを売り上げたUKの男性4人組ヴォーカル・グループ、ブルー。05年7月のウェンブリー公演を最後に活動停止した彼らから、リー・ライアン、サイモン・ウェッブに続きソロ・デビューを果たしたのが、メンバーの中でもイケメン度No.1だったダンカン・ジェイムスだ。
狂騒的なポップ音楽業界にうんざりした部分もあったのだろう。06年リリースの1stソロ・アルバム『フューチャー・パスト』は、ポップ・アイドル路線とは異なり、27歳の男の姿を等身大に映し出した、大人のポップ・ソング集となった。音楽教師である祖父のピアノを聴いて育ったというダンカン自らが、大半の曲でソング・ライティングに関わり、己を投影した歌詞をハスキーで繊細なヴォーカルで歌い上げている。一方、アニー・レノックスやシンプル・マインズとの仕事で知られるプロデューサーのスティーヴン・リプソンは、ナチュラルなアコースティック・サウンドを展開。ミディアム・ナンバーがほとんどで、手堅すぎる作りが評価の分かれ目ではあろうが、ソロとして未来に向かう自分と、ブルー時代の過去の自分をつなぐ意味のアルバム・タイトル同様、今のダンカンの素顔が見える好盤といえよう。

制作協力:
OKMusic

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