櫻坂46、なぜ今アニメシーンから求められる? 『AJ』アンバサダー連続起用と初アニメ主題歌が示す存在感
乃木坂46・日向坂46とも違う路線、『夜桜さんち』への敬意を土台にしたタイアップ
坂道グループ全体で見ても、この広がり方は“櫻坂46ならでは”と言える。乃木坂46は早い段階からアニメ主題歌や2.5次元作品を通して、その作品と並んで語られる立場を築いてきた。一方で日向坂46は、メンバー個人の嗜好やキャラクター性を入口に、声優などへ活躍の場を広げている。そして櫻坂46は、グループとしてイベントを背負い、音楽で作品に入り込む形で存在感を強め始めた。ドーム公演で磨いたパフォーマンスの説得力、SNSで話題を広げられる拡散力は、アニメ側にとっても心強い武器になるだろう。
そして『夜桜さんちの大作戦』第2期のオープニングテーマに決まった新曲「What’s “KAZOKU”?」。アニメ主題歌は作品の“入口”だ。さらに、オープニングというものは、物語の空気やテンションを一気に伝え、視聴者の記憶に残っていく。「What’s “KAZOKU”?」が掲げる“家族”というテーマは、スパイ一家の絆を描く『夜桜さんちの大作戦』の核とも重なるだろう。櫻坂46が「同じ“桜”が付くグループとして、櫻坂46の楽曲を通して『夜桜さんちの大作戦』とたくさんの人を繋げる架け橋になれますように」(※1)とコメントしていたのも象徴的で、作品への敬意を土台にしたタイアップであることが伝わってくる。オープニング映像と合わさった時、この曲がどんな勢いと高揚感を生むのか注目したい。
『AnimeJapan』での発信と『夜桜さんち』オープニングテーマ。この2つが近しい時期に重なることで、櫻坂46の名前はアニメシーンのタイムラインにも自然に入り込んでいくはずだ。2026年はBuddies(ファンの呼称)の外側へ届く“入口”が増える1年、その“次”が具体的に見え始める年になるだろう。
※1:https://sakurazaka46.com/s/s46/news/detail/R00517























