&TEAM、『紅白』初出場&『レコ大』受賞で大注目 米Billboardランクイン、国内外で人気獲得する“日本発グループ”の快進撃

2022年9月に結成、同年12月に日本からデビューした9人組グローバルグループ、&TEAM。今年大躍進を遂げた日本のボーイグループを挙げるとすると、彼らの名前が思い浮かぶのではないだろうか。“Japan to Global”を掲げて活動する&TEAMにとって、今年はその目標を現実に変える手応えを掴んだ1年になったはず。初のアジアツアー、韓国デビュー、『第67回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)特別国際音楽賞受賞、そして『第76回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)への初出場と、大きなトピックが相次いだ2025年の快進撃を振り返ってみたい。

ツアーで約16万人を動員、スケールアップを果たした2025年
まず特筆すべきは、4月にリリースした3rd SINGLE「Go in Blind(月狼)」がグループ初のミリオン認定を獲得したことだろう。昨年、春夏秋冬をテーマにした4作品をリリースした彼らにとって、同シングルはグループの新章を告げるものだった。すべての季節を一緒に過ごしてオオカミの群れのように結束した彼らが、自らの居場所を切り拓いていく姿を表現した「Go in Blind(月狼)」。タイトル曲の「Go in Blind(月狼)」について、リリース記念ショーケースにてJOは「春夏秋冬を通してずっと過ごしてきた僕たちなら『何も見えなくても怖くない』という自信を表現した曲」とコメントしており、そのコンセプトを象徴する目隠しをして繰り広げるダンスも話題となった(※1)。



「Go in Blind(月狼)」のリリースの後、5月からはグループ初のアジアツアー『2025 &TEAM CONCERT TOUR 'AWAKEN THE BLOODLINE'』がスタートした。2024年に日韓8都市で行われた初のコンサートツアー『2024 &TEAM CONCERT TOUR 'FIRST PAW PRINT'』、同年の初のアリーナツアー『2024 &TEAM CONCERT TOUR 'SECOND TO NONE'』を経て、ライブの規模は毎年着実にスケールアップしている。



アジアツアーは日本各地とバンコク、ソウル、ジャカルタ、台北、香港を巡り、10月25日、26日には埼玉・さいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード)にてアンコール公演を開催。2日間にわたって行われた同公演では、9人の一体感のあるパフォーマンスに加え、個々の見せ場や、LUNÉ(ファンの呼称)とともに作り上げるパートも見られた。自身最大規模の会場ということで、大勢のダンサーを交えた迫力あるステージングや巨大な月を模したセットなど、大掛かりな演出の数々も圧倒させられた。そんな芸術性の高さと親しみやすさを共存させたステージは、海外公演を経てさらに研ぎ澄まされた彼らのパフォーマンススキルを感じさせるものだったと思う。このツアーは全10都市17公演で約16万人を動員した。



‘Back to Life’で日本アーティスト初の快挙を達成
アジアツアーがフィナーレを迎えた直後の10月28日、&TEAMは日本から世界へ挑戦する第一歩として、KR 1st Mini Album ‘Back to Life’をリリースし韓国デビューを果たした。&TEAMのアイデンティティであるオオカミの持つ、本能的で挑戦的な精神を表現した本作。タイトル曲の「Back to Life」は、重厚なサウンドに9人の力強い歌声が響くロックヒップホップジャンルのナンバーで、彼らが大きな世界へと果敢に突き進んでいくことを想像させた。リリース初日には総出荷枚数110万枚を突破。先述の「Go in Blind(月狼)」とあわせて、&TEAMは“日本と韓国の両方でミリオンを達成した初の日本アーティスト”という快挙を成し遂げた。


日本と韓国での成績はもちろんのこと、米Billboardチャートでは新進気鋭の注目アーティストを選定する「Emerging Artists」で1位を獲得。また「World Albums」(5位)、「Top Current Album Sales」(12位)、「Top Album Sales」(13位)、「Artist 100」(78位)を含む計5つのチャートに同時ランクインする快挙を成し遂げており、フランスのSNEPチャート(全国音楽出版組合チャート)にもランクインするなどアメリカ、ヨーロッパ市場からも注目される日本アーティストにまで成長している。


海外へも活動のフィールドを拡大し、音楽シーンでたしかな実力を示してきた&TEAM。一方で、国内ではさまざまなテレビ番組に出演し、お茶の間にも魅力を届けた1年だったと言えるだろう。たとえば、Kは昨年に引き続き、今年の7月から9月まで再び『ラヴィット!』(TBS系)のシーズンレギュラーとして出演。『東京2025世界陸上』ではTBS世界陸上応援サポーターに就任し、陸上経験者としての知識を活かしながら場を盛り上げた。さらに、年明け1月1日には『ニューイヤー駅伝2026』(TBS系)のTBSニューイヤー駅伝記念大会サポーターにも就任している。
『NHK紅白』『レコ大』……国民的グループへの階段を駆け上る
FUMAとHARUAも、今年4月より『DayDay.』(日本テレビ系)のコメンテーターとして活躍。EJはドラマ『海老だって鯛が釣りたい』(中京テレビ・日本テレビ系)で初の演技に挑戦している。また、音楽番組でも、7月2日放送の『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)にてK、TAKI、MAKIがM!LKとコラボダンスを披露したり、7月19日放送の『音楽の日』(TBS系)でFUMA、K、NICHOLAS、YUMA、JOがHYBE選抜チームとしてダンス企画に挑んだりと、グループとしてのステージ以外でも爪痕を残してきた印象だ。このように、メンバーそれぞれが個性を発揮しながら、この1年でグループの人気と知名度を着実に高めてきた。
飛躍の1年となった2025年のラストを飾るのが、12月30日放送の『第67回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)と、『第76回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)である。『レコード大賞』では、&TEAMは特定の国や地域にこだわらず、その年にグローバルな活躍を見せたアーティストに贈られる「特別国際音楽賞」を受賞。放送では「Go in Blind(月狼)」を披露する。そして、『第76回NHK紅白歌合戦』の歌唱曲は「FIREWORK」。2023年にリリースされた2nd EP『First Howling : WE』のタイトル曲で、LUNÉからも根強い人気を誇る一曲だ。どちらの番組出演も、今年の音楽シーンで彼らが功績を残してきたことを物語っている。
そして2026年には日本の男子プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」の10th公式アンバサダーが決まっているほか、世界的ロックバンド One Republicの来日公演のスペシャルゲストへの出演も決定。来年もまた、これまでとは異なる人々や場所に音楽を届けられる一年にもなりそうだ。
日本から世界へ。&TEAMのすごさは日本での人気を着実に高めながら、その上で海外にも挑戦している点だろう。日本の音楽シーンにおいても近年は様々なボーイグループが誕生し、アジアや英語圏への進出が加熱している。そんな時代の中で&TEAMが2025年に達成した数々の功績は、これからの日本のボーイグループの一つのロールモデルになるのではないか。それほどにも彼らが実現してきたこと、国内外での活躍は目を見張るものがある。着実にグローバルアーティストへの階段を駆け上がっている&TEAM。今後も大輪の花を咲かしていくであろう彼らから、目が離せない。
※1 https://realsound.jp/2025/04/post-2001860.html
■リリース情報
『Back to Life』
2025年10月28日(火)リリース
<収録曲>
「Back to Life」
「Lunatic」
「MISMATCH」
「Rush」
「Heartbreak Time Machine」
「Who am I」
■関連リンク
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