&TEAM、オオカミとメンバーの共通点は? MAKI「LUNÉの皆さんを見ると覚醒するところ」

&TEAMが4月23日に3rdシングル『Go in Blind (月狼)』をリリース。同日、豊洲PITにてリリースを記念したショーケースが開催された。
イベントは、シングルに収録された2曲のパフォーマンス、フォトセッション、トークで構成。2024年は春夏秋冬をテーマに4作品を発表してきた&TEAMにとって、『Go in Blind (月狼)』は新章のスタートを告げる作品となる。EJは「僕たちは今年でデビュー3年目に入りましたが、一緒に9人で本当にいろんなことを経験して、本当にいろんなことを学んだと思います」「経験を重ねてグループとしての結束力も強くなったんじゃないかなと思うし、LUNÉ(ファン呼称)の皆さんともたくさんの思い出ができたんじゃないかなと思います」と振り返った。
司会の塚地武雅(ドランクドラゴン)から表題曲「Go in Blind (月狼)」について問われると、JOは「春夏秋冬を通してずっと過ごしてきた僕たちなら『何も見えなくても怖くない』という自信を表現した曲」「先の見えない何かに挑戦する人の背中を押すような、そんな曲になっています」と紹介。デビューから成長を遂げてきた9人を表すとともに、この春、新しい環境に足を踏み入れた人たちにエールを送るような楽曲だ。
そんな「Go in Blind (月狼)」について、Kは「最初のJOのパートが一番大好きです」と推しポイントを挙げ、続けて該当のパートが「全体練習が終わった後、1週間1時間くらい2人で毎日練習した」と研究を重ねたことを明かした。4月14日にはパフォーマンス動画も公開されており、「僕たちの楽曲で初めてダンスブレイクがあって、そこに練習の時からこだわっていました」とアピールしたのはMAKI。「Kくんが主にいろんなアイデアを出してくれて、最終的にめちゃめちゃいいダンスブレイクが仕上がったんじゃないかなと」と手応えを感じているという。
「Go in Blind (月狼)」では、“先に見えるものがなくても、9人なら共に前に突き進むことができる”という自信を表すような目を隠すサビの振り付けも印象的だ。歌唱パートの都合上、「FUMAくんが超高速で目隠しをしてるところがある」とMAKIが説明すると、FUMAは頷きつつ、「でも、僕の次のHARUAは歌いながら目隠しですよ」と促す。それを受けて「気が気じゃないです(笑)」と切り出したHARUAは、「ミスらないようにいっぱい練習しましたし、ヘアスタイルによってちょっと不格好に見えちゃったりもするので。毎回、(ヘアセットの)先生と『こういう髪型だったらそんなに不格好にならないかな』とか、いろいろ話しながらいっぱい研究しました」と明かした。
イベントのオープニングで披露した「Run Wild」は、他人が決めたルールに従うのではなく、自分がどこまで行けるかまずはやってみるんだという自信を持った少年たちの挑発的な勢いが表現された楽曲。FUMAは「サビでポケットに手を入れるキャッチーな振り付けがあるんですけど。あえて少ない動作で踊るっていうのが格好いいなと思うんで、そこに注目してほしいですね」と話し、さらに「どこでも踊れます!」と実際にステージを歩きながら説明して会場の笑いを誘った。YUMAはレコーディングで苦戦したことに触れ、「サビの高いところのハモリをKとめちゃくちゃ録って」「ワンフレーズ6回ずつぐらい録りました」と、試行錯誤しながら仕上げたことを語った。

「オオカミ系男子」は一見近寄りがたくも、一度心を開くと相手だけを見つめるオオカミのような少年を表現した楽曲。&TEAMとオオカミの共通点を問われると、TAKIは「オオカミって仲間意識強いんですよ。そういう、群れで行動するっていうのは習性だと思うんですけど、&TEAMも群れで習性……?(会場に大きな笑いが起きる)助け合って(笑)。一緒に成長して、補い合っている部分がとても似てるなと思いました」と、メンバーからツッコまれながら説明。MAKIは「オオカミ人間って月を見ると変身するじゃないですか。僕たちはLUNÉの皆さんを見ると覚醒するところ」、NICHOLASは「パートナーが一匹しかいないのはオオカミの特徴。いつもLUNÉパボ(韓国語で「LUNÉに夢中」の意味)って言ってるんですけど、こういうところは共通点だと思います」と、それぞれ&TEAMとLUNÉの関係性を踏まえて語り、LUNÉからも歓声が上がった。

イベントの最後には「Go in Blind (月狼)」を披露。歌詞の〈赫い月が照らす〉を表すような赤いライトが灯るなか、彼らの魅力のひとつである一糸乱れぬダンスパフォーマンスでLUNÉたちを魅了した。5月からは初のアジアツアー『2025 &TEAM CONCERT TOUR 'AWAKEN THE BLOODLINE'』を控える&TEAM。オオカミの群れのように結束し、恐れず力強く突き進んでいく彼らが、これからどんな未来を切り拓いていくのが楽しみだ。
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