&TEAM、メディアショーケースで語った韓国デビューへの喜びと覚悟 「より大きなステージに進む出発点」

&TEAM、韓国デビューショーケース

 9人組グローバルグループ &TEAMが10月28日、KR 1st Mini Album『Back to Life』にて韓国デビューを果たした。同日、韓国にあるブルースクエア SOL トラベルホールでメディアショーケースを開催。&TEAMにとっても、LUNÉ(&TEAMのファン呼称)にとっても忘れられない韓国デビューの模様をレポートする。

&TEAM 韓国メディアショーケース

 数多くのアーティストがデビューの際にメディアショーケースを行なってきたブルースクエア SOL トラベルホール。この日の夜には同所でファン向けのデビューショーケースも行われることもあり、入り口には大きなビジュアルが飾られていた。

 現地の記者が100人近く集まる会場では、まずメンバー1人ひとりのフォトタイムが設けられた。トップバッターを務めたリーダーのEJは、いつもよりも少し緊張した面持ち。そこからそれぞれの撮影が行われ、最後には9人全員が横一列に並び、カメラの前で思い思いのポーズをとっていた。

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EJ
FUMA
K
NICHOLAS
YUMA
JO
HARUA
TAKI
MAKI
20251031-andteam-16
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EJ
FUMA
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NICHOLAS
YUMA
JO
HARUA
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MAKI
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 その後、EJの掛け声でグループの挨拶。ここでFUMAは「ようやく韓国で音楽とステージを披露できることに感激しています。今回のアルバムにはたくさんの情熱を込めました」と語る。全員のスピーチが終了したところで、タイトル曲「Back to Life」のパフォーマンスが行われた。これが韓国デビューの幕開けということもあり、会場にはやや緊張感が漂う。しかし、パフォーマンスが始まってしまえば、さすがの迫力。MAKIの歌い出しからスタートする、ポジティブなエネルギーが秘められたロックナンバーを、目まぐるしくフォーメーションが変わるダンスと共に披露すると、会場から大きな拍手が送られた。

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 続けて行われたトークセッションでは、改めて個人の自己紹介を振られる。ここでHARUAは「千年に一度の美貌」という意味の“1000年ドル”と呼ばれていることに触れ、「そのあだ名にふさわしい姿を見せたいと思います」とアピール。韓国デビューに際して「言葉が本当に重要だと思ったのでEJと韓国語で話したり、バラエティ番組を見ながら慣れようとしました」と語ったのはYUMA。その努力の甲斐もあってか、想像以上に流暢な韓国語をメンバーが話していた。その姿は、見ていて感心してしまうほどのものだった。

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 韓国デビューを初めて聞いた時の心境についてTAKIは「子どもの頃から夢見ていたことなので、とても嬉しいです。ただ、言いたいことを全て伝えられないこともあって、そこは少し悩みました」と話す。

 メンバーのK、NICHOLAS、EJ、TAKIの4人は、2020年に行われたオーディション『I-LAND』での脱落を経て、2022年に行われた『&AUDITION - The Howling -』で&TEAMに選ばれたメンバー。記者から改めてデビューについて聞かれると、NICHOLASは「再び挑戦できることが嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。9人で韓国デビューを果たせることに大きな意味があると思います。たくさん準備してきたので見守ってください」と語り、続けてKは「『I-LAND』で大きく成長することができましたし、最高にかっこいい仲間と出会えて本当に運が良かったと思います」とコメント。EJは「大きく貴重な経験だった」と振り返った上で「『I-LAND』出身メンバーとお互い力になって練習してきた時間が僕を強くしてくれた。9人の素敵なメンバーに出会えて幸せ」と話した。

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 また『Back to Life』について、MAKIは「この3年間で作り上げたチームワークと成長を盛り込んだ作品です。“生き返る”というタイトルのようにもっと強い力で新しい挑戦に乗り出すという気持ちを表現しています。今回の韓国デビューは、より大きなステージに進む出発点になると思います」と語った。

 会見の最後には、Kが振付けに参加した収録曲「Lunatic」を披露。「Back to Life」とはまた印象の異なるパフォーマンスで締めくくり、メディアショーケースは終了した。

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 ショーケースの後には日本メディア向けの囲み会見も。少し緊張が和らいだ様子のJOは、韓国でのメディアショーケースの感想を問われると「パフォーマンスも韓国語もメンバー9人
でたくさん練習してきたので、それを無事終えることができて、まずはちょっと安心感があります」と柔らかな表情を見せた。

&TEAM 韓国メディアショーケース

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 ちなみに、この日のショーケースでは、現地メディアの記者のために、メンバーがお気に入りの日本のお菓子を用意していたとのことで、それぞれがチョイスの理由を解説。YUMAは「僕は駄菓子屋で売られている小さいドーナツのお菓子です。日本にしかないものを贈りたいなと思って、小さい頃にたくさん食べていたお菓子を選びました」と笑顔を見せる。同じく駄菓子屋に売っているお菓子の中からチョコのケーキを選んだというHARUAは「タメ買いして食べるくらい大好きで、韓国の記者の皆さんにも共有したかった」とのこと。EJはパッケージに子どもが描かれたビスケットサンドを推薦。その理由を「日本の現場に行ったら楽屋によく置いてあって。食べてみたらすごくおいしくて! Kヒョン(韓国語でお兄さんの意味)も一番おいしいって話してます」と明かした。また静岡県出身のFUMAは地元の銘菓であるパイをチョイス。「世界一を贈りました!」と誇らしげに話した。

&TEAM 韓国メディアショーケース

 その夜に行なわれたファンショーケースでは、「Back to Life」と「Lunatic」に加え、「MISMATCH」とバラードソング「Heartbreak Time Machine」も披露。さらに、MCから『Back to Life』の総出荷が発売初日に110万枚を突破したことをサプライズ発表されると、飛び跳ねながら9人で喜びを分かち合う一幕も。これから韓国での活動が本格始動するにあたって、幸先の良いスタートを切った&TEAM。一度しかやってこない韓国デビューの1日はこうして幕を閉じた。

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