THE ALFEE、福山雅治、浜崎あゆみら“恒例”のライブ企画を続ける意味 その場でしか体験できない特別感
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年末のライブが恒例となっているのが、『冬の大感謝祭』と銘打ったライブの開催を毎年行ってきた福山雅治。今年もKアリーナ横浜にて、12月27日、28日、30日、31日の4日間公演で『福山☆冬の大感謝祭 其の二十三 龍がくる』を開催する。『冬の大感謝祭』は1998年から開催され、これまで横浜アリーナ、パシフィコ横浜、ぴあアリーナMM、そしてKアリーナ横浜など、横浜の会場を中心に行われてきた。年によって通常のツアーとは一線を画したライブを行うことでも知られ、過去には男性限定や女性限定のライブ、シングル曲をセットリストに含めない年や逆にすべてシングル曲でセットリストを構成した年などもあった。タイトルの通り1年間応援してくれたファンへの感謝の気持ちを伝え、カウントダウン公演を行う際には「これからの1年もよろしくお願いします」と、ライブが新年の挨拶を伝える場にもなっている。
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年末と新年をつなぐカウントダウンライブが恒例のアーティストも。2000年の年末に初のカウントダウンライブを開催して以降、国立代々木競技場 第一体育館にてカウントダウンライブを行うことが恒例になっている浜崎あゆみ。過去には小室哲哉や浦田直也など、コラボレーションやトリビュートアルバムへの参加などで縁のあるアーティストをゲストに迎えてファンを楽しませたこともあった。今年も同会場にて『ayumi hamasaki COUNTDOWN LIVE 2025-2026』を開催。今回は2年間の海外ツアーを経て開催されることから、凱旋公演としても注目を集める。アジア各地で熱狂を生み出した浜崎が日本で何を歌い、何を語るのか、そしてどんな進化を見せてくれるのか、見逃せないステージになっている。
クリスマスライブやカウントダウンライブは、日程も限られていることからより濃いファンが集まるはずだ。そのため通常のライブでは叶えられない、よりコアなファンに向けた企画が可能となる。その空間は、アーティストにとって挑戦する楽しみや、いつもとは異なる緊張感が存在し、ある種刺激の時間にもなっているだろう。ファンにとってもスペシャル感を味わうことができる場であり、そんな“特別”を体験するため初回から毎年通っているファンもいると思う。それらの公演は、長い活動歴のなかでファンとともに大事に育ててきた、なくてはならない特別なライブと言っていいだろう。


























