back number、Mrs. GREEN APPLE、Official髭男dism……国内総再生数100億回突破、今聴かれるアーティストの偉業

 ストリーミング総再生数は、現代の音楽シーンにおけるヒットの指標とも言える。

 先日、Billboard JAPANの独自集計において、back numberが全楽曲の国内ストリーミング総再生数100億回を突破したことが明らかになった(※1)。国内アーティストでこの記録を達成したのは史上3組目となる。

 back numberは昨年12月に「手紙」、「世田谷ラブストーリー」がそれぞれBillboard JAPANチャートにおけるストリーミング累計再生数1億回を突破。本稿執筆(3月14日)時点で、1億回再生を超えている楽曲は計30曲に及ぶ。これは日本のアーティストでは2番目に多く、バンドが長年にわたり支持を集め続けていることが数字からも読み取れる。

back number - 手紙 (full)

 さらに、今年2月には「水平線」が自身初の9億回再生を達成(※2)。2025年のBillboard JAPAN年間チャートにおいても、総合ソングチャート「JAPAN Hot 100」と総合アルバムチャート「Hot Albums」のポイントを合算したトップアーティストチャート「Artist 100」にて2位を獲得しており(※3)、アーティストとしての総合的な人気の高さが窺える。

back number - 水平線

 昨年7月、初めて全楽曲の国内ストリーミング総再生数100億回を突破したアーティストが、Mrs. GREEN APPLEだ(※4)。これまでに再生数1億回超えを達成した楽曲は計32曲となり、国内アーティストとしては最多数を誇る。Billboard JAPANの年間チャートにおいても、彼らは2024年、2025年と「Artist 100」で2年連続首位という初の記録も打ち立てており(※5)、ストリーミング時代を象徴する存在と言っても過言ではない。

 2025年の年間Billboard JAPANストリーミングソングチャート「Streaming Songs」および総合ソングチャート「JAPAN Hot 100」で首位に輝いたのが、Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」だった(※6)。いわば“2025年に1番聴かれた楽曲”の称号を得た「ライラック」は、今年3月11日にストリーミング累計再生数9億回を達成したことも明らかになっている(※7)。チャートイン100週目での9億回突破となり、YOASOBI「アイドル」と並ぶ史上最速記録となった。

 また、2018年に配信リリースされ、今や夏の定番曲として浸透した「青と夏」が今年1月に10億回再生も突破(※8)。自身初のビリオンヒットとなり、幅広い楽曲がリスナーに長く聴かれ続けていることがわかる。

Mrs. GREEN APPLE - 青と夏

 もう一組、昨年12月に全楽曲の国内ストリーミング総再生数100億回を突破したのが、Official髭男dismだ(※9)。再生数1億回超えを達成している楽曲は、これまでに計21曲に及ぶ。直近では、2月に「Subtitle」が9億回再生を突破(※10)。そんな「Subtitle」は、Billboard JAPAN週間ストリーミングソングチャート「Streaming Songs」において25連覇という、同チャート史上2位の連続首位記録も保持している。

Official髭男dism - Subtitle [Official Video]

 そして、「Subtitle」を超える通算34週連続の首位記録を持つのが、彼らの代表曲「Pretender」だ。「Pretender」は昨年5月に10億回再生を突破しており(※11)、当時、YOASOBIの「夜に駆ける」、優里の「ドライフラワー」に続く史上3曲目のビリオンヒットとなった。Official髭男dismもまた、ストリーミング市場で圧倒的な強さを見せているバンドと言えるだろう。

Official髭男dism - Pretender[Official Video]

 Mrs. GREEN APPLE、Official髭男dism、back numberに続き、国内累計ストリーミング数100億回を突破するアーティストは誰になるのか。各曲が更新し続ける記録とあわせて、引き続き注目したい。

※1:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/157299/2
※2:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/158590/2
※3:https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=artist_year&year=2025
※4:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/150924/2
※5:https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=artist_year&year=2024
※6:https://www.billboard-japan.com/special/detail/5050
※7:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/159292/2
※8:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/157498/2
※9:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/156328/2
※10:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/158624/2
※11:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/149444/2

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