ROIROM、TAGRIGHT、浅井乃我、鈴木凌、前田大翔……立て続く『タイプロ』出身者の飛躍、各々の強みの開花
2025年、エンタメ界での話題を語る上で『timelesz project -AUDITION-』(Netflix/以下、『タイプロ』)は外せない。それは、timeleszの勢いはもちろん、『タイプロ』元候補生たちが今や芸能界で独り立ちし、それぞれの強みを開花させているという意味でも妥当な評価であると言えるだろう。
ROIROM、TAGRIGHTの躍進、浅井乃我は“ジュニア”に
特に勢いが加速し続けているのは、やはり本多大夢と浜川路己の2人によって結成されたROIROMではないだろうか。今年5月のユニット活動発表&オフィシャルファンクラブ開設時には、雑誌『SPUR』(集英社)にて独占インタビューが公開。その後も『MAQUIA』(集英社)などの美容雑誌、女性誌でも華々しく掲載されたほか、花王「Essential(エッセンシャル)」のウォータートリートメントのCMなどの広告タイアップも複数担当。このようにユニット発表後も絶えず広告やCMの発信が続いていたこともあり、『タイプロ』を熱心に見ていたわけではなくとも、“ROIROM”という謎のベールに包まれた圧倒的ビジュアルを誇るこの2人のことを見聞きした人は多いのではないだろうか。
そんな彼らは、11月23日にはデビューショーケース『ROIROM debut showcase~dear cHaRm~ 2025 ARIAKE』を開催。その会場は、デビューショーケースにしては規模の大きい東京・有明アリーナだったのだが、彼らの人気ぶりは止まることを知らず、応募多数につき追加公演まで開催され話題になった。さらに、12月10日にはプレデビュー第2弾としてウィンターソング「My Princess」も配信。飛躍の1年となった2人の活躍ぶり、2026年もどんなふうに我々を楽しませてくれるのか期待したい。
6月1日にホリプロへの所属を報告し、話題となった西山智樹と前田大輔。この2人は西山の「信頼できる心強い仲間とグループをやりたい」という強い思いからタッグを組み、“ライブに強いグループ”を作るべくボーイズグループ結成プロジェクト『TAG SEARCH』をスタートさせた。
西山智樹&前田大輔が語る『タイプロ』を経た“ゼロイチ”の挑戦と展望 「全員が横並びで出発できるように」
『タイプロ』での経験を経て、西山智樹と前田大輔が新たなボーイズグループ結成プロジェクトを始動させた。二人が語る、自らメンバーを探…そして、そのプロジェクトは現在『TAGRIGHT 挫折を重ねた男達の最後の挑戦』として、『シューイチ』(日本テレビ系)にて現在放送中。新グループおよび最終メンバーは、2025年12月末の『シューイチ』生放送内で発表されるため、いよいよ彼らのグループ活動が始動することを今か今かと待ち侘びている人も多いだろう。ちなみに『TAGRIGHT』の候補者には、INIを輩出した『PRODUCE 101 JAPAN SEASON 2』で最終順位13位を記録したダイゴ(小林大悟)や、HYBE LABELS JAPAN(現在はYX LABELS)の元練習生という経歴を持つシオン(岸波志音)などの名も。一体どんなグループになるのか、楽しみである。
ここにきて、『タイプロ』視聴者、そして芸能界の話題を掻っ攫っていった元候補生といえば、最年少ファイナリスト・浅井乃我の存在だろう。オーディション終了後にアメリカに帰国し、自身のInstagramにて高校卒業を報告した彼は、12月9日に東京グローブ座で開かれた『ジュニア Showcase 2025 新星 -SHINSEI-』の初日公演に登場。なんと、STARTO ENTERTAINMENTのジュニアとして加入することが発表されたのだ。初日公演の囲み取材では、本公演のプロデュースを手掛けているSUPER EIGHT 大倉忠義から「刺激になる存在」だと語られている(※1)。
























