超特急、超絶技巧と抱腹絶倒を生み出すエンターテイナー! “抱きしめたい”大連発――8号車と作った祝祭空間

超特急、超絶技巧と抱腹絶倒のファンミレポ

 メンバーが、「このあと『Steal a Kiss』が(流れて)きたら踊れない」とこぼしながらゲームコーナーを終えると、ピンク色の衣装に着替えたメンバーがステージに再登場。オアフォーマンスステージの再開だ。

超特急(撮影=米山三郎)

 流れてきたのは、「Steal a Kiss」のイントロだった。1番のサビ前でアロハが「抱きしめたい」をしっかり挟んだかと思えば、2番ではタクヤが「抱きしめたい」を差し込み、この日ならではの一体感に満ちていく。さらにユーキの「抱きしめたい」も飛び出し、笑いを生み出しつつも、9人はセクシーかつクールなパフォーマンスで魅了する。続いては、8号車の「Tic Tac」の声から始まる「Secret Express」。サビでは8号車の合いの手をエネルギーに踊る。さらに、「超えてアバンチュール」へ。彼らの楽曲に8号車の存在が必要不可欠であるということを、あらためて感じさせる。ここでもリョウガが「抱きしめたい」を活用し、さすがに笑ってしまうマサヒロがビジョンに映し出されるなど、ともに過ごしたからこそ生まれる身内ノリで、8号車との距離感をさらに縮めていった。

超特急(撮影=米山三郎)
カイ
超特急(撮影=米山三郎)
リョウガ
超特急(撮影=米山三郎)
ユーキ
超特急(撮影=米山三郎)
タカシ

 最後には、メンバーがひとりずつ挨拶。「ファンミーティングを開催できてうれしく思います。来年も、そのまた来年も、そのまた来年も、こういう楽しい時間をみんなと過ごせるように頑張っていきますので、まずは『NINE LIVES』(9月24日リリースのニューシングル)ぶち上がるぞー!」(シューヤ)、「2日間3公演通して、メンバーの素の感じとかメン バー同士の関係性、仲のいい感じとか僕たちの楽しい感じが伝わっていたらうれしいです」(カイ)、「この2日間でみんなとの距離がさらに縮まった気がするので、これからもついてきてほしいです」(マサヒロ)、「今年も楽しませてもらいました。いろいろとふざけていましたけど、常に8号車に向けて感謝の気持ちでいっぱいですので受け取ってください。……大好きです」(タクヤ)、「めっちゃ楽しかった! ゲームコーナーも素の感じで。ファンミじゃないとできないようなことをやらせていただきました。(ファンミは)肩の荷をふっと下ろしたイベントにできたらと思うので、こんな一面もあるんだなって思ってもらえたらうれしいです」(ユーキ)、「月1でやりたいくらい、めちゃくちゃ楽しかったです。これからも超特急と一緒にいてください」(アロハ)、「8号車と僕たちとしかできないことだらけだったので、また来年もできたらと思いました」(ハル)、「超特急らしいファンミーティングだったんじゃないかなと思います。またこういうこともできたらいいなと思いますし、『NINE LIVES』リリースに向けて頑張っていきます!」(タカシ)とそれぞれが8号車への思いや、普段のライブとは異なる雰囲気になるファンミーティングの感想を語っていく。そして、最後にリョウガが「こんなメンバーですけど、『今日楽しかったな』『超特急最高だな』って思った方はぜひ『夢8』にご入会ください」としっかりファンクラブへのアピールもすると、「継続もお願いします!」というちゃっかりした茶々も入った。

超特急(撮影=米山三郎)
シューヤ
超特急(撮影=米山三郎)
マサヒロ
超特急(撮影=米山三郎)
アロハ

 そして、リョウガが「では皆さんご一緒に……」と締めようとするとカイが「ちょっと待ってー! 待ってー! 待ってー!」と静止に入る。記念撮影タイムへ。「配信している人もぜひピースしてくださいね」と配信で楽しむ8号車にも気を配るのも彼ららしい。客席を入れた動画撮影でも「抱きしめたい」を合言葉ににぎやかに撮影。そのままお手振りタイムへ突入し、会場に集まった8号車全員に手を振りながら「来年もできたらいいね」「毎年やりたいよね」「借り物競走は来年もしたいから、珍しいものを持ってきてください」と来年への展望と、8号車への期待を語り、「また遊びましょう!」「また遊んでね!」と、名残惜しみながらステージをあとにする。

 最後にタカシとマサヒロがステージに残ると、この日のキーワードとなった「抱きしめたい」の言葉でイベントを締めくくった。

超特急(撮影=米山三郎)

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