&TEAM、日本で“お茶の間の存在感”を高めた5つの理由 ミリオン認定で国内外で大ヒット、広告モデルも続々

&TEAMの躍進が止まらない。日本ローカライズのグループとしてHYBE JAPAN傘下のレーベルからデビューし、日本のお茶の間での存在感を高め続けている&TEAMは、2025年4月リリースの3rd SINGLE「Go in Blind(月狼)」が日本レコード協会発表の7月度ゴールドディスク認定で自身初のミリオン認定獲得を達成。「味の素」や「マキアージュ」、「コカ・コーラシステム」の「コークとチキンでコチる」キャンペーンCMへの出演、さらにはK、YUMA、TAKIが「ロレアル パリ」ボンド リペアの広告モデルに就任するなど、各社広告への起用も急増している。
また、テレビ番組での活躍もめざましい。バラエティ番組にもコンスタントに出演しており、2024年はなんと年間300本以上のテレビ番組に出演。さらに、Kは2025年7月~9月の『ラヴィット!』(TBS系)レギュラー月曜ファミリーとしてサイクリング部企画などでも活躍。FUMAは2025年3月、それまでコメンテーターとして出演してきた『DayDay.』(日本テレビ系)の不定期レギュラーに就任し、お茶の間からの認知を集めた。
さらに、ライブイベントにおいては、9都市で開催したアジアツアー『2025 &TEAM CONCERT TOUR 'AWAKEN THE BLOODLINE'』で10万人を動員し、海外公演においてもチケット完売が続出する人気ぶりを証明している。
こうした&TEAMの人気には数々の理由があると考えられる。
まずは2024年に展開した「春夏秋冬」シリーズの成功だ。5月から12月にかけて1st SINGLE「五月雨(Samidare)」、2nd SINGLE「青嵐(Aoarashi)」、DIGITAL SINGLE「十五夜(Jyuugoya)」、そして2nd ALBUM「雪明かり(Yukiakari)」の4作品を季節毎にリリース。日本に馴染みの深い“四季”を&TEAMのコンセプトに沿って情緒的に表現した作品群は、日本国内で強い親しみやすさを感じさせた。リリースから1年が経った今、季節がくるたびにそれぞれの楽曲を思い出すというファンの声も多く、季節ごとの情景に溶け込んだ作品に魅力を感じずにはいられない。また同時に、四季折々の空気を取り込んだ楽曲は、そんな&TEAMの豊かな表現力を見せると共に、葛藤を経て成長し、絆を深めあっていく少年たちの物語をドラマティックに彩っていたことにも触れておきたい。
そんな楽曲やMVを通じて見せる独自のストーリー性は、&TEAMが結成から現在まで積み上げてきた強みの一つ。&TEAMを擁するHYBEは、アーティストのブランドや音楽的メッセージとHYBEが企画・開発する独自のストーリーを連動させる、ストーリーIPプロジェクトを手掛けている。&TEAMは、HYBEオリジナルストーリー『黒の月: 灰色の都市』とコラボレーションしており、音楽作品ではストーリーにリンクしたコンセプトを表現している。Debut EPタイトル曲「Under the skin」に始まり、“Wolf DNA”をグループの軸に置いている&TEAMのMVでは、そうした狼コンセプトのカラーを全面に出したファンタジーな映像と、「Dropkick」のように素の彼らの表情が詰まったリアルな映像の両方を楽しむことができる。そして、どの作品においても彼らの視線の先には「君」という存在がおり、作品を媒介としてファンタジーとリアルを繋ぎ、作品を楽しむファンに没入感を与え、共感を生むような独自性があるように思える。

そして、規格外のパフォーマンスと見る人を惹きつけるビジュアルももちろん一級品だ。5月16日に3rd SINGLE「Go in Blind(月狼)」でグループとして初めて『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演した際には、SNSでパフォーマンス動画が回り、国内外のファンの間で大盛り上がりとなった。一方、ビジュアル面でも一層の注目を集めていることに触れずにはいられない。
7月2日放送の『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)ではK、TAKI、MAKIがグループを代表して“ビジュいいじゃん選抜”に抜擢され、M!LKとのコラボダンスも話題に。また、7月19日放送の『音楽の日』(TBS系)で「ドリームチーム」企画にHYBE選抜チームとしてFUMA、K、NICHOLAS、YUMA、JOが参加した際には、King Gnu「TWILIGHT!!!」を選曲した妖艶なステージが初見の視聴者を一瞬にして虜に。リムレスメガネや革手袋、白シャツにタキシードスーツなどといったスタイリングが、元来の美貌とスタイルを存分に際立たせ、“初見狩り”を遺憾なく発揮していた。

























