&TEAM、日本で“お茶の間の存在感”を高めた5つの理由　ミリオン認定で国内外で大ヒット、広告モデルも続々

&TEAM、困難を乗り越えてきたキャリアと日本のエンタメとの親和性

　もちろん、&TEAMも最初から現在のような活動ができていたわけではない。彼らの日々成長していく姿と日本のエンターテインメントとの親和性の高さも人気を後押しした要因と言える。&TEAMはHYBE初の日本現地化グループであり、日本を中心にグローバルに活動を広げている。そのため、同じHYBEの先輩グループとはまた違った苦節をたくさん経験してきたことだろうと思う。しかし、見方を変えれば、彼らだからこそ、前人未踏の道を開拓してくれるだろうと期待を込めて集められた“無二の存在”であることも確かだ。“日本から世界へ”を掲げ、誰も行ったことのない道を歩んで進化し続ける姿は、“アイドルの成長を見守る”ファンが多くいる日本のエンターテインメントとの相性が非常に良いのではないだろうか。

　そんな彼らはファンとのコミュニケーションを非常に大切にしており、LUNÉ（&TEAMのファンの呼称）と深い絆で結ばれている。実際、&TEAMメンバーの2024年累積Weverse DM送付件数（24年3月開始～12月末）は約3万通であり、平均1日約100件が送付されている計算となる。ライブやイベントの前後だけでなく、会えない時間までチャットで繋がれるWeverseでのコミュニケーションは、&TEAMとLUNÉの関係値を常に高め続ける上で欠かせないものだ。

　そもそも、「LUNÉ」と呼ばれるファンネームは、フランス語で「月」を表すだけでなく、「Light Up New Energy」の頭文字からとったもの。そして、“月のように&TEAMの将来を明るく照らし、&TEAMが今後前に進んでいくための原動力”という意味を込めた単語（※1）でもある。常日頃からこうしたコミュニケーションツールを用いてすぐ側にいるような親しみやすさを与えてくれる&TEAMにとっても、LUNÉの存在はエネルギーの源であり、そんな彼らの頑張る姿が、LUNÉの愛ある応援に繋がっているのではないだろうか。作品やパフォーマンスでは異世界のような美しくも艶やかなオーラとビジュアルで魅了する一方、ステージを降りれば、近所のお兄ちゃんのような等身大の青年になる親近感とのギャップも、お茶の間が&TEAMの虜になる理由の一つだと思う。

　&TEAMは10月25日、26日にさいたまスーパーアリーナ（スタジアムモード）で、初のアジアツアーのアンコール公演となる『2025 &TEAM CONCERT TOUR IN JAPAN ‘AWAKEN THE BLOODLINE’ ENCORE in JAPAN』の開催を予定している。この夏に出会った彼らの沼にハマりかけている人、すでに底なし沼から抜け出せないという人にとっては、一度観たら忘れられないパフォーマンスを実際に観れる絶好のチャンスだ。残りわずかのチケットを手に、ぜひライブで&TEAMの魅力を体感してほしい。

※1：https://www.andteam-official.jp/posts/news/ugdayh

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