timelesz 篠塚大輝、助っ人としての活躍 『ザ!鉄腕!DASH!!』で見せた“インテリ体育会系”という個性

 timeleszの勢いが止まらない。年末年始にかけてのドーム公演が発表され、冠番組『タイムレスマン』(フジテレビ系)は毎週TVerのバラエティランキングで上位ランクインを記録するなど、加速するばかりだ。

 そうした中、8月3日の『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系/以下、『鉄腕DASH』)に篠塚大輝が登場した。

 この日の放送では、「新宿DASH ~ホタル&ブドウ 2大計画始動~」と題し、松島聡が2つの自然再生プロジェクトに挑戦。新宿の屋上にある“DASHベース基地”で、ホタルの繁殖とブドウの栽培を目指すという内容が放送された。

 篠塚が登場したのはブドウ作りプロジェクトでの場面。ブドウの苗の植え替え作業や棚づくりなど、力が必要な作業を1人でこなすことに苦戦した松島が、急遽助っ人として電話で呼び寄せたのが篠塚だったのだ。

 「真面目で、勉強熱心で。すごく心強い人」と紹介された篠塚は、上下黒い服にキャップを被った私服姿で登場。突然の出演に驚いた様子を見せつつも、すぐに「おはようございます。篠塚大輝です」と帽子を取り、一礼した。

 ドリルを使って竹に穴をあける作業では、一つひとつを理解しながらこなし、松島が「早いな、習得が」「そう、うまい!」と感心するほど。しかし、棚の組み立て中に不備があることに気づく。すると篠塚は「新参者ですけどいいですか、一言。やり直しましょう」と提案。松島もすぐに「やり直そう!」と応じた。

 この様子はエンドロールと同時に次回予告のような形で短く流れたが、大きな印象を残した。篠塚の“助っ人”としての本格的な活躍は近日公開とされており、続きの放送が待ち遠しい限りだ。

 篠塚は、一橋大学に在学中というインテリな一面と、中学高校時代はサッカー部に所属していたという体育会系な面を併せ持つ。timelesz加入のきっかけとなったオーディション『timelesz project -AUDITION-』(Netflix)では、ダンス未経験ながらも挑戦を続け、その過程で多くの視聴者の応援を集めた。

 『鉄腕DASH』が大切にしてきたのは、自然や地域に向き合いながら、手を動かし、時には失敗しながらも積み重ねること。だからこそ、今回“助っ人”である篠塚の誠実に向き合う姿勢と柔軟な対応力の両面が活きるのではないだろうか。

 番組放送後には、SNSでも「作業の吸収が早い」「ちゃんと手を動かしてて好感が持てる」といった声が多く見られた。本人は放送後にInstagramのストーリーズで「まだまだ未熟ではありますが、ひとつひとつのお仕事に謙虚に、誠実に取り組んでいきたい」と綴った。松島も「温かく見守っていただけたら」と発信し、今が経験を積み上げていくスタートラインであることを窺わせた。

timelesz × 日テレバスケ🏀 「Steal The Show」ダンスチャレンジ #松島聡 & #篠塚大輝 ver. #timelesz_STS_ダンスチャレンジ

 グループとしての活動も着実に広がっている。初のCDシングルに収録される「Steal The Show」は、日本テレビ系バスケットボールの応援ソングに起用された。選手たちの背中を押すような疾走感あふれるナンバーで、グループで大会に華を添えていくのだろう。篠塚は「僕は本当にバスケットボールが好きなので、応援ソングが決まって嬉しかったです。この曲を通じてバスケットボール日本代表を全力で応援できたらと思います」(※1)とコメント。スポーツへの熱意を見せた。

 これまでの活動の中で、与えられた場所で丁寧に成果を出してきた篠塚。オーディション時から、どこか目が離せない魅力があると感じた人も少なくないはず。言葉を選びながら話す姿、踊りながら少しずつ上達していく過程、その強い意志と負けん気は、見る者の想像力をかき立て、応援したくなる。

 “インテリ体育会系”という篠塚の個性がどう活きていくのか。これからに期待が高まる。

※1:https://www.ntv.co.jp/basketball/articles/2361chumv74vq60im8ux.html

timelesz 篠塚大輝、冷静さとアツい想いを持ち合わせた活躍ぶり 23歳はさらに大きな夢を叶えていく1年に

timeleszの篠塚大輝が7月9日に23歳の誕生日を迎えた。彼のグループ加入後の成長を振り返る。

timelesz 橋本将生・猪俣周杜・篠塚大輝、“ひよこ組”大活躍の1週間 先輩メンバー不在の場所でも奮闘する姿

timeleszの新メンバー、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝の“ひよこ組”が話題になっている。新メンバーの中でも、事務所であるST…

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる