ENHYPENが語る、“アーティスト・ENHYPEN”としての今 『DESIRE : UNLEASH』で向き合う欲望と進化

【インタビュー】メンバーが語る、7人が向き合った“欲望”と『DESIRE : UNLEASH』

――『Coachella Valley Music and Arts Festival 2025』への出演、お疲れさまでした。非常に話題となりましたし、リアルサウンドでもレポートをさせていただきましたが、今のENHYPENはK-POPの枠を超えてさまざまなジャンルを消化できるグループになったことを証明するようなステージでした。あらためて、『Coachella Valley Music and Arts Festival 2025』を振り返るといかがですか?
HEESEUNG:出演する直前はずっと練習したことを考えながら、いいバイブを磨こうとしていました。ステージが終わったあとは上手くできたなと思ってほっとしました。
NI-KI:デビューしてから、ひとつのことにこんなに長い時間をかけて集中して準備したのは初めてだったので、そのぶん思い出がたくさんできました。
――「ROMANCE」シリーズはENGENEへの愛情が表現された作品群でしたが、今回の『DESIRE : UNLEASH』では、積極的な愛が描き出されたダークロマンスが印象的な作品になりました。ENGENEが喜びそうな作品の注目ポイントはどこでしょう?
SUNOO:今回のアルバムでは、前よりもっと成熟してセクシーになったENHYPENの姿を楽しみにしてくださればと思います。

――リリースに先立って公開されたコンセプトシネマは、アルバム名でもある“欲望”(Desire)をテーマに制作されました。映画『Late Night with the Devil』をモチーフにした部分があったり、HEESEUNGさんとNI-KIさん、JAYさんとJAKEさんはそれぞれ内面と外面を2人1役で演じたりなど、多くの見どころがあると思います。これまでのコンセプトムービーやMV、そしてステージパフォーマンスを通じて演技も磨かれてきたのではないでしょうか。今回の撮影で意識したことや大事にしたポイントはありますか?
JAKE:目つきの演技に集中しました。何度も楽しんで観ていただきたいです!
SUNGHOON:今回のコンセプトシネマはアルバム名にもなっている“欲望”(Desire)という感情をどのように表現できるかに集中しました。感情線が重要なだけに演技一つひとつをより意識して、目つきや繊細な表情変化も意識しながら撮影しました。今まで築いてきた経験が確かに役に立ったと思いますし、それだけもっと深みのある姿をお見せできたと思います。

――コンセプトシネマ上映会『DESIRE Concept Cinema Premier Event』も韓国と日本で開催されました。アルバムリリースよりも前にENGENEの反応を直接肌で感じられるのは、貴重な体験だったと思います。ENGENEの反応はいかがでしたか?
JUNGWON:上映会という特別なイベントであることもとてもよかったのですが、ファンの方々と直接お会いできるという面でもとてもいいイベントだったと思います。ENGENEの皆さんも楽しそうでしたし、 僕たちも本当に楽しかったです!
――タイトル曲「Bad Desire (With or Without You)」は、これまで我慢してきた“君”への欲望が描かれたダンスポップに仕上がりましたね。
JUNGWON:言葉通り“欲望”について考えた時、僕たちのコンセプトであるヴァンパイア的な欲望もありますが、個人的にはステージに対する本業に対する欲望と欲で解釈をして、ステージに溶け込ませようとしました。
JAKE:人間なら欲望は基本的にあると思います。僕たちは今回、愛というテーマに表れる欲望を表現しました。



















