CANDY TUNE、TikTok歴代最多の連続1位に 『Mステ』『THE FIRST TAKE』に至る“ファンを離さない”努力と魅力
そして5月23日、CANDY TUNEにとって飛躍の1日がやってくる。彼女たちは国民的音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)と、アーティストの表現力が試されるYouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』に登場。性質の異なるこのプラットフォームで、それぞれ「倍倍FIGHT!」を披露した。
『ミュージックステーション』では、番組観覧にファンクラブ会員を招待し、テレビ越しだけではない“共有”の時間をファンと作り出した。Mrs. GREEN APPLEやKing & Princeら豪華アーティストが並ぶなかでの出演は、CANDY TUNEが音楽シーンの最前線へと本格的に飛び込んだことを告げる出来事だった。
一方の『THE FIRST TAKE』では、白いスタジオに1本のマイクだけが置かれた空間での一発撮りに挑戦。印象的だったのは、パフォーマンス前にそっと挿し込まれた“小芝居”のような場面だ。緊張感の漂う『THE FIRST TAKE』の撮影空間に、あえてユーモアを持ち込むその姿勢、また常に“カメラの向こう側”を意識しながらのパフォーマンスは、どこまでもファンとのつながりを大切にするCANDY TUNEらしさの表れだった。
CANDY TUNEの歩みは、どこまでも“日常”から生まれている。SNSでのやり取り、リリイベでのアイコンタクト、MCでの冗談交じりの質問。そうした一つひとつが、“推しとの日常”を豊かにし、ファンを離さない理由になっている。その土台がある限り、CANDY TUNEはどこまでも羽ばたいていけるだろう。バイラルヒットを起点に、ライブという“実感”へ、そして音楽的本質へと接近し続ける今のCANDY TUNE。その姿勢は、J-POPの現在地を見つめる私たちに、アイドルが何を届けうるかをもう一度考えさせてくれる。
























