『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』授賞式「Premiere Ceremony」40部門結果発表

『MAJ 2025』40部門結果発表

 5月21日、ロームシアター京都 サウスホールにて『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』授賞式「MUSIC AWARDS JAPAN 2025 Premiere Ceremony」が行われた。『MUSIC AWARDS JAPAN』は、 アーティスト・音楽関係者約5,000人が投票に参加した今年初開催の国際音楽賞だ。この日、62部門のうち40部門の受賞アーティスト・作品が発表された。MCを務めたのは谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)、井桁弘恵、森香澄の3名。今回のセレモニーに参加することができた受賞者には「THE RUBY(ザ・ルビー)」と名付けられた赤色のトロフィーがステージ上にて贈呈された。登壇アーティストのスピーチと、各部門の結果は次のとおり。なお、翌22日は「Grand Ceremony」として、レッドカーペットセレモニーや主要部門の表彰、アーティストたちのスペシャルパフォーマンスが行われる。

■最優秀ジャパニーズソングアーティスト賞

Mrs. GREEN APPLE

「本当にありがとうございます。このような新たな祭典の場で、このような賞をいただけるのは大変嬉しく思います。曲作りは好きなので、これからも僕ら自身が楽しんでお届けできる楽曲を制作していけたらいいなと思っております。この度はありがとうございます。今年はデビュー10周年なので、とにかくたくさんのファンの方々に感謝を届けたいです」(大森元貴)

■最優秀国内ダンスポップアーティスト賞

新しい学校のリーダーズ

「受賞させていただき、誠にありがとうございます。踊るということは原始的な、ある種のコミュニケーション。言葉にできない感情だったり、ニュアンスを声にのせ、気持ちを捧げるたまらないものでございます。これからも踊りを通して、ファンのみんなだったり、世界中のみんなと一体感を生み、少しでも楽しい時間が増えるといいなと思います。これからもみなさんよろしくお願いします。

今年に入ってからアジアツアーや去年はヨーロッパとアジア 27カ所を回っています。まだまだ青春日本代表としてワールドを舞台にやれたらなと思っております。

今年、我々は結成10周年。2025年で10周年、ひとつの節目なのかまだまだスタートなのか自問自答を繰り返し、いいパフォーマンスにできたらなと思います」(SUZUKA)

■最優秀国内オルタナティブアーティスト賞 

羊文学

「今日はこんなに素敵な賞をいただき、ありがとうございます。自分の内側に入って、曲を作ることをやってきたんですけど、こうして聴いてくださる方がいることが自分の励みになります。これからもたくさん素敵な曲を作っていきたいと思います。(受賞の喜びは)お休みしているメンバーのフクダ(ヒロア)と、レコーディングやライブで助けてくださるスタッフ、みんなに伝えたいです」(塩塚モエカ)

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■最優秀ダンスパフォーマンス賞

オトナブルー / 新しい学校のリーダーズ

「第1回目のアワードで、2個目のルビーをいただいちゃいました。とても嬉しいです。「オトナブルー」は2019年のコロナ禍前に作り、2020年にリリースした曲。2023年にモテ期が到来し、そこから新しい学校のリーダーズというグループを知っていただくきっかけにもなった大切な曲でございます。私たちも楽曲に感謝し、毎日歌って踊って、世界中を飛び回っています。これからも新しい学校のリーダーズとして日本、世界、地球を舞台に闘っていきたいと思います。

(「オトナブルー」)は小さなスタジオの中、4人でなんとなく良いねって生まれた動きが世界中に届いて、たくさんの首振り人口を増やすことができ、とても光栄でございます。ライブでもみんな首を振ってくれて、ステージからの景色はまるで地盤が歪んでいるかのような、素晴らしい景色です」(MIZYU)

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■ラジオ特別賞

愛が一層メロウ / 離婚伝説

「この度はこのような賞をいただくことができて、本当にうれしく思います。『愛が一層メロウ』という曲は僕たち2人が初めて完成させた離婚伝説の始まりの曲でもあり、自宅から発信していた曲がまだ行けていない地域にも(ラジオを通して)届いているかと思うと感慨深い。僕たち2人だけではなく、スタッフやマネージャー。そして、まだまだ何者でもなかった僕たちの曲を気に入ってくれた関係者の皆様。そしてリスナーやファンの皆様、本当にありがとうございます。

(ラジオに対する思いとしては)最近は SNS が普及して、手軽に音楽を聴けたりエンタメ作品に触れたりできるなかで、ラジオは人の気持ちや温かさを乗せて曲を届けてくれる。何ものにもかえがたい媒体です」(松田歩)

「(今回の)ステージに入場するとき(に流れている)名曲たちがすごく楽しみで。いつかここで演奏してもらえる曲をかけるように頑張ります」(別府純)

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■ラージェスト・ライブ・オーディエンス賞

WEST.

「この度はこのような喜ばしい賞をいただき、誠にありがとうございます。また日頃から支えてくださっているコンサートスタッフ、関係各社の皆様に心より御礼申し上げます。そして何よりも、この賞はWEST.ではなく、ファンの皆様ひとりひとりにお贈りしたいと思っております。日々、温かい声援を届けていただいていることに心から感謝しております。WEST.は今年デビュー11周年を迎えました。11年間の歩みのなかで得た経験を大切にし、これからも共に笑いながら、さらなる高みを目指して進んでまいります。今後も心に響く音楽とエンターテインメントをお届けできるよう、精一杯努めてまいります」(メンバーからのメッセージを代読)

■最優秀ダンス・エレクトロニック楽曲賞 

エジソン / 水曜日のカンパネラ

「我々、水曜日のカンパネラは今ここにいる詩羽と前任ボーカリストのコムアイという2人の素晴らしいボーカルに出会い、ここまで来ることができました。まさかのメインボーカルが交替してしまうという大きな転機があったにもかかわらず、変わらず皆さんに音楽を聴いてもらえることに感謝しております」(ケンモチヒデフミ)

「デビューして半年後に出たのが『エジソン』。ヒットするのも早くて、生活が変わったことが印象に残っています」(詩羽)

■最優秀DJ賞 in association with JDDA

DJ Nobu

「このような映えある賞を受賞できて光栄に思います。世界中をツアーして結果を出すのは大変なこともありますが、このような賞をもらえて報われます。今日はいい1日になりました」

■グランプリエンジニア賞 in association with PMRAJ

北村勝敏(カッティング・エンジニア)
内沼映二(ミキシング・エンジニア)

「この曲はいつかビッグバンドで是非録音したいと思っていたもので。僕がレコーディングエンジニアになるきっかけの曲なので、今日は感謝感激です」(内沼英二)

■ミュージックテック功労賞

一般社団法人音楽電子事業協会

「MIDIは楽器とコンピューターの間で演奏情報を送受信する楽器専用の通信規格になります。今でもレコーディング現場やカラオケなど幅広い現場で使われ続けていまして、クリエイターにとっては、なくてはならない技術です。引き続き、クリエイターの方の表現活動を技術の面からサポートし続けたいと思います」(会長 阿部征治)

■最優秀アイドルカルチャー楽曲賞

わたしの一番かわいいところ / FRUITS ZIPPER

「この度は『わたしの一番かわいいところ』という楽曲で、素晴らしい賞をいただき心より感謝申し上げます。この賞をいただけたのは、曲を世に生み出してくださったヤマモトショウさん、そして、楽曲をカバーして広めてくださったアーティストの皆さま。その広がりを支えてくださった音楽関係の皆さま。いつも近くで支えてくれている事務所の皆さま。そして、私たちのことを愛してくれているファンの皆さまのおかげです。私たちはこれからもこの賞を大切に受け止めて、アイドル文化のさらなる広がりに自信を持って、これからも“NEW KAWAII”というものを世界に、宇宙に発信していきたいと思います」(鎮西寿々歌)

「今朝、受賞の報せを事務所の社長から聞きました。賞にノミネートされていたことは知っていたけれど、最優秀賞(最優秀アイドルカルチャー楽曲賞)に選んでいただいたことはまだ知ったばかり。本当に開いた口がふさがらない状態。今でもまだドキドキしています」(真中まな)

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■最優秀国内オルタナティブ楽曲賞

more than words / 羊文学

「『more than words』は自分たちとイチから向き合った作品で。自分たちらしさだったり、自分たちのやりたいこと、皆さんに聴いてもらえる形で楽曲を作ろうと思い、自分と向き合った……挑戦だった曲なので、こうして賞をもらえて嬉しいです」(河西ゆりか)

■Top Japanese Song in Europe
■Top Japanese Song in North America
■Top Japanese Song in Latin America
■最優秀バイラル楽曲賞
■最優秀国内ヒップホップ/ラップ楽曲賞
■最優秀国内ダンスポップ楽曲賞
■最優秀ジャパニーズソング賞

Bling-Bang-Bang-Born / Creepy Nuts

・7冠を受賞した気持ちについて

「『MUSIC AWARDS JAPAN』は初めての試み。そんな中でこんなにも賞をいただけて非常に光栄です。各部門すごい人たちと並ばせてもらって、VTRが何度も流れた時は『もうええやろ!』って思った人もいると思うけど、それくらい聴いていただけたのかなと思うと非常に光栄です」(R-指定)

「芸術的な重さ。(7冠は)異常事態ですね」(DJ松永)

「マイナーなジャンルをやっていたと自覚はあったので、ヒップホップがこういうことになるとは思っていなかった。いろんな人の頑張りで、日本のヒップホップが聴かれるようになったのがうれしい」(R-指定)

・誰に喜びを伝えたいか

「支えてくれた家族や友達はもちろん、ヒップホップを始めた中学生の頃の自分はこんな状態になるとは想像もしていなかった。箸にも棒にも掛からんと思ってやり始めたので、その頃の自分からすると今は良い感じだと思う」(R-指定)

・世界のファンへメッセージ

「『Bling-Bang-Bang-Born』だけじゃなく、いろんな楽曲が自分たちにはある。それを持って、いろんな国にライブに行けたら。その時は一緒に音楽で楽しく遊びましょう」(R-指定)

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