Hump Back「拝啓、少年よ」、7年前の楽曲が『ラヴィット!』きっかけにバイラルチャートイン
これまで同番組で度々BGMとして使用されてきた「拝啓、少年よ」は、一部の視聴者には『ラヴィット!』の裏テーマ曲とも呼ばれてきた。去年4月の「ラヴィット!3周年記念スペシャルウィーク」では、ゲストに迎えたガチャピンとムックによる“ガチャムクバンド”がギタリストのMIYAVIとともに「拝啓、少年よ」を披露するなど、BGMとしてだけでなく、番組の節目で重要な役割を果たしてきた楽曲でもある。このコラボから丸一年後にあたる今、満を持してHump Backのテレビ初パフォーマンスが『ラヴィット!』生出演というかたちで実現したのだ。それも影響し、Spotifyのバイラルチャートにも伝播したのである。
Hump Backは、林萌々子(Vo/Gt)、ぴか(Ba/Cho)、美咲(Dr/Cho)の3名から成る3ピースロックバンドである。特に今回取り上げた「拝啓、少年よ」は、過去の思い出と未来への希望が交錯する詩的な表現が、リスナーの心に柔らかくも鮮烈な印象を残す。
そして、夢に向かって泥臭く前向きに現実と対峙する姿勢を強く肯定するような楽曲のメッセージは、「日本でいちばん明るい朝番組」というキャッチコピーを掲げ、これまでにない朝の情報番組として放送されてきた『ラヴィット!』が持つ番組としてのチャレンジ精神ともリンクしているように思う。だからこそ、今回の生出演は単なる演奏パフォーマンスにとどまらず、Hump Backの音楽が持つ普遍的な力と番組の雰囲気やテーマが見事に融合し、相乗効果を生む感動をもたらしたのだろう。
公式YouTubeチャンネルに公開されている楽曲MVにも、『ラヴィット!』出演をきっかけに多くのコメントが寄せられている。新生活がスタートする今、「拝啓、少年よ」が多くのリスナーの心を揺さぶっているようだ。
※1:https://charts.spotify.com/charts/view/viral-jp-daily/2025-04-01

























