TWICEが『Lollapalooza 2025』ヘッドライナーを務める必然 努力で掴んだ“10周年”という奇跡
TWICEが、7月31日〜8月3日にアメリカ・シカゴのグラントパークで開催される『Lollapalooza 2025』のヘッドライナーとして出演。これはK-POPガールズグループ初の快挙である。TWICEは2024年に27の国と地域を巡るワールドツアー『TWICE 5TH WORLD TOUR 'READY TO BE'』を完走。K-POPアーティスト初出演となった『Amazon Music Live』では史上最多の視聴者数を記録するなど、その勢いをさらに増している印象だ。
日本においても、海外女性アーティストとしては初となる日産スタジアムでの単独コンサートを実現したことが大きな話題になったばかり。さらに、日本人メンバーのMINA、SANA、MOMOによるユニット・MISAMOが初のドームツアー『MISAMO JAPAN DOME TOUR 2024 “HAUTE COUTURE”』を開催。東京ドームの追加公演を含む全6公演を成功させ、のべ約25万人を動員した。これはMISAMOとしてデビューして「女性アーティストの最速での東京ドーム公演開催」の記録を塗り替える快挙となった。
今年結成10周年というメモリアルな節目を迎えたTWICE。キャリアを重ね、ますます磨きがかかったビジュアル、そして『Lollapalooza』のヘッドライナーを務めるにふさわしいパフォーマンス力があることはもちろんだが、彼女たちが年々眩しく感じられるのは9人の固い絆だ。
TWICEは、MISAMOのみならず、NAYEON、JIHYO、TZUYUがソロアーティストデビューを果たし、DAHYUNが女優業を開始するなど、グループ外の活動も活発だ。しかし、それぞれのフィールドが広がる一方で、彼女たちにとってTWICEというホームがより大切な場所になっていることが伝わってくる。
2024年末に行われた『第75回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)のリハーサルに登場した際、グループとして長く活動する秘訣について問われたTWICE。すると、最年長のNAYEONが「TWICEとして活動できていることがどれだけ貴重で大事なことなのかをそれぞれが感じていますし、私たちがそれを守ろうとする気持ちが大きい」(※1)とコメントしていた。また、SANAも「これまで一緒にやってきて変わらない関係が一番大きい」とも続けていた。