BTS、ENHYPEN、TWICE、Stray Kids……世界的アーティストとのコラボで証明する実力
ENHYPENのHEESEUNGとJAKEがフィーチャリングに参加した、フロー・ライダーのデジタルシングル「Confessions (feat. HEESEUNG & JAKE of ENHYPEN x Paul Russell)」が1月10日に音楽配信サイトにてリリースされた。1月9日に公式TikTokにアップされた2人が踊る動画は、170万いいねを超える人気ぶりだ。
@enhypen Who’s ready for Confessions? #HEESEUNG #JAKE #ENHYPEN @official_flo @paulrussellmusic
♬ Confessions (feat. HEESEUNG & JAKE of ENHYPEN x Paul Russell) - Flo Rida & ENHYPEN & Paul Russell
2人が「子どものころからフロー・ライダーの歌を聴きながら成長した」とコメントしていた通り、楽曲を聴いて感じたのは世界観の一致。それでいて厚みのあるフロー・ライダーのラップのなかから、フッと耳に飛び込んでくる2人の歌声はエッジが効いていながら透明感があり、ENHYPENの楽曲で披露されてきたものとは一味違った雰囲気をまとっているのだ。その驚きは、ファンにとってはもちろん、新たにコラボを通じて彼らの存在を知る人たちにとっても嬉しい発見となる。
近年、K-POPアーティストが世界的ミュージシャンたちとコラボする動きが活発だ。それだけ彼らの実力が広く評価され始めたのと同時に、K-POPアーティストたちの世界に向けた本気度が決して見逃せないエネルギーとなって映っているからかもしれない。
そうした気概をストレートに歌っているのが、ミーガン・ザ・スタリオンとBTSのRMがコラボした「Neva Play (feat. RM of BTS)」。タイトルは、日本語に訳すと「決して遊びじゃない」となる。BTSは「Dynamite」を筆頭に世界的ヒットを生み出したにもかかわらず、『グラミー賞』に3年連続でノミネートされるも残念ながら受賞には至らず。その厳しい道のりに、思うことはいろいろとあったに違いない。
一方、『グラミー賞』での受賞歴を持つ彼女は、「燃え尽きないように」と一時休養したこともある(※1)。あの舞台を目指し続けることが、どれほど大変かを知っているからこそ、険しい歩みを続けるRMの思いに共感したのではと想像する。
そんな2人がアニメキャラになって登場するMVは、遊び心のある楽しい演出が目を引きながらも、挑発的な歌詞がとてもクールだ。そして、BTSのときには見られないRMの気だる気かつ強気なラップにもゾクゾクさせられる。