宮世琉弥、俳優だけじゃないアーティストとしての魅力 ダンスもラップもこなす多彩な才能
俳優・宮世琉弥。その活躍ぶりは、テレビや映画のみにとどまらず、アーティスト・Ryubi Miyaseとしても目覚ましく、2025年1月には自身のキャリア最大のプロジェクトとして国立代々木競技場 第一体育館で2Daysライブが開催された。そんな彼の活躍ぶりについて、改めて紐解いていきたい。
小学校5年生のとき、ショッピングモールにてスカウトされ芸能界入りを果たした宮世(※1)。ドラマ『恋する母たち』(TBS系)や『もしも、イケメンだけの高校があったら』(テレビ朝日系)などで、俳優業での経験を重ねていた。
そんな中、宮世の名を一気に広めた作品といえば、2022年秋に放送されたドラマ『君の花になる』(TBS系)だろう。本田翼主演の同作は、崖っぷちボーイズグループの住む寮の寮母となった主人公・仲町あす花が、過去と向き合い自らを成長させていく姿を描いた物語。その劇中に登場するボーイズグループ「8LOOM」(ブルーム)のメンバーの1人として宮世も抜擢されたのだ。ドラマと並行して、期間限定でアーティスト活動を行い、ライブイベントや音楽番組への出演など、幅広い年代のファンがついた。
また、10代のファンが多くいる学園もののラブストーリー作品にも度々出演。2018年から2022年までKADOKAWA「ジーンLINE」での連載を経て、ドラマ化された『村井の恋』(TBS系)では、乙女ゲームの推しキャラに恋をする高校教師に恋をする男子生徒を巡るラブコメディで村井を好演。2024年3月には『恋わずらいのエリー』にて初めての映画主演を原菜乃華とともに務めた。かっこよくて爽やかな素顔を持ちながらも、裏の顔を持つ近江章を好演。さらに、2025年には同じく少女漫画原作の映画『顔だけじゃ好きになりません』にて主演を務めることも発表されている。
このように“学園の王子様”役をもそつなくこなせるビジュアルは、ティーンを中心に人気に。10代や20代に向けたファッションイベントに立てば、たちまち会場は黄色い歓声に包まれている。