BE:FIRST SHUNTO&RYOKI、Novel Coreとの相性は? 楽曲の表現が豊かになる3人の強烈な個性
声やスタイルの被りがないのは意図してなのか、それとも思い思いに個性を出した結果なのか。いずれにせよそれぞれが持つ強烈な個性が合わさることで、楽曲の表情が豊かになっているのはこの3人だからなし得られたこと。まさに相性抜群と言えるだろう。
そして、今回の「OJIGI」でもそのスタイルは健在だ。むしろ、この1年半でそれぞれがさらに経験を積んできたからこそ、個性の差がより強くなっているとすら感じる。RYOKIはラップパートで持ち前の個性とエッジが効いた声を披露したり、プリコーラスで高音ボイスを聞かせたり。SHUNTOは曲冒頭からBE:FIRSTの楽曲ではあまり担当しないようなラップをしたり、聴く人を虜にするような歌声を披露したり。前作よりも様々な声色を使ってダイナミクスをつけており、楽曲の表情が豊かになっていると言えそうだ。そして、RYOKIとSHUNTOの新しい可能性を見せたNovel Coreのプロデュース力にも脱帽である。
2月11日に行なわれるNovel Coreの初単独アリーナ公演『”BRAIN LAND” at K-Arena Yokohama』にも、RYOKIとSHUNTOがゲスト出演することが発表されている。同公演について「横浜・Kアリーナがカオスなアミューズメントパークと化し、複数のジャンルやカルチャー、様々なアート表現が複雑に交差し、急上昇&急降下&急旋回を繰り返す約2時間のパレードが繰り広げられる」とあるが、今回の“パレード”の中に同曲はどう組み込まれていくのだろうか。そして、同公演にどんなスパイスをもたらすのだろうか。楽曲を聞き込みながら、2月11日を楽しみに待ちたい。
























