米津玄師、Vaundy、アジカン、幾田りら、ポルカ、SHISHAMO……2025冬アニメを彩るJ-POP楽曲たち
『薬屋のひとりごと』(日本テレビ系)の第2期オープニングテーマは幾田りらが担当。今作のために書き下ろしたという新曲「百花繚乱」は、アニメ放送開始と同日の1月10日に配信リリースされた。歌詞は、元・薬師で薬と毒に目がない主人公が後宮で妃の毒味役となり、次々に現れる謎を解明していくアニメのストーリーそのもの。冒頭の〈ゆらゆらり〉〈はらはらり〉のような中毒性があるメロディが顔を覗かせつつも、ブロックごとに摩訶不思議な展開を見せていく様子が、ミステリー要素の高い作品とよくマッチしている。
『この会社に好きな人がいます』(TOKYO MXほか)のオープニング主題歌は、ポルカドットスティングレイの「あのね、」。アニメは同じ会社で働く男女が周囲には秘密で交際するというストーリーで、オープニング映像はヒロインの視点で描かれている。ゆえに楽曲もヒロイン目線で、疾走するバンドサウンドとサビの上昇形のメロディが高揚感を表しているようだ。大人だからこそ感じることのできる、恋のもどかしさや眩しさが詰まっている。
SHISHAMOは『花は咲く、修羅の如く』(日本テレビ系)のオープニングテーマとして、「自分革命」を書き下ろした。SHISHAMOがTVアニメの主題歌を務めるのは今回が初めて。引っ込み思案な主人公が放送部に入部したことで少しずつ変わっていく姿と、〈見たことない自分に会いに行こう〉と一歩踏み出した先のワクワクをストレートに歌うこの曲に、勇気をもらえる人もきっと多いはずだ。
2025年の冬を盛り上げる、数々のTVアニメとその主題歌たち。夢中になれる作品を見つけて、寒い冬を楽しく乗り切ってはいかがだろうか。
※1:https://realsound.jp/2024/12/post-1864049.html

























