超特急 ハル、げんじぶ 杢代和人……EBiDAN新成人の活躍への期待 自分らしくグループで輝く8人

 1月13日は成人の日。今年はEBiDAN内でも8人のメンバーが新成人を迎えた。例年に比べ人数が多いこともあり、毎年恒例となっているスターダストプロモーションの成人式企画の動画は多忙なスケジュール合わせに難航しており、いまだできていない(※1)とのことだが、今年は「祝!はたちパーティー」が用意されているようだ。本稿ではEBiDANの新成人メンバーの活躍について掘り下げたい。

スタチャン成人式企画2025

 まずは超特急の最年少・怪獣担当のハル。2022年に超特急に加入し、キュートな愛嬌とパワフルなパフォーマンスで観客を端から端まで虜にするメインダンサーだ。2023年に放送された『君には届かない。』(TBS系)で初めてテレビドラマでのダブル主演を務めてからは、さらに人気が上昇。昨年は『ゴーストヤンキー』(MBS/テレビ神奈川ほか)で初の単独主演を果たし、そのほかにも『好きなオトコと別れたい』(テレビ東京系)や『ビリオン×スクール』(フジテレビ系)等にも出演した。雑誌『ViVi』(講談社)主催の「国宝級イケメンランキング」2024年下半期では、22歳以下のNEXT部門で4位を獲得。グループの人気上昇もさることながら、激戦の若手俳優の中で個人としても強く存在感を示している。

 SUPER★DRAGONからは最年少の松村和哉、柴崎楽が20歳を迎えた。結成当時は11歳だった2人が20歳になったことに、感慨深く思うファンも多いのではないだろうか。松村は楽曲制作に関わることが多く、軽快なラップでグループのパフォーマンスに緩急を持たせるような存在だ。昨年はソロプロジェクト“Cuegee”名義でラッパーデビューを果たし、EPをリリースしたり様々なヒップホップイベントに出演したりと、いまだ足跡の無い道を突き進んでいる。柴崎は骨々しい体躯と妖艶なダンスのギャップで唯一無二の雰囲気を纏うダンサー。絵や写真などアートな分野にも挑戦し、最近では同事務所のDISH//・北村匠海が脚本・監督を務めた短編映画『世界征服やめた』の制作に関わり、台本デザイン並びに写真展のカメラマンとして名を連ねている。昨年はグループとしてポニーキャニオンからのメジャーデビューという大きな選択をし、今年はいよいよ結成10周年を迎える彼らに注目だ。

 そして原因は自分にある。から新成人を迎えたのは杢代和人。自ら“レべチイケメン”を名乗る彼は、ステージ上でも弾けるような笑顔を見せたり、かと思えば静けさのある眼でムードを一変させたりと目まぐるしく変わる多彩な表情で空間を掌握し、難解なコンセプトの楽曲たちを乗りこなしている。彼も俳優としての活躍が目覚ましいメンバーのひとりで、昨年は『君とゆきて咲く 〜新選組青春録〜』(テレビ朝日系)や『降り積もれ孤独な死よ』(読売テレビ)、『私たちが恋する理由』(テレビ朝日系)など人気ドラマにも出演。共演者との仲の良さも垣間見え、持ち前の明るさで現場を盛り上げる人柄も人気の所以だろう。グループとしては昨年ぴあアリーナMMにて二度目のアリーナライブを成功させ、今年は7月に国立代々木競技場 第一体育館.でのライブを控えている。着実に人気の輪を広げる“げんじぶ”から目が離せない。

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