『TEAM HANDSOME!冬の大運動会』レポート 終演後インタビューで猪塚健太&細田佳央太&新原泰佑&福崎那由他に直撃!
【インタビュー】終演後、猪塚健太&細田佳央太&新原泰佑&福崎那由他に直撃!
ーー「運動会」という形式は初めてでしたが、イベントを終えて率直にいかがですか?
猪塚健太(以下、猪塚):ライブとはまた違いますし、僕ら自身もどうなるのかわからない状態で探り探り始めたんですけど、それを吹き飛ばすくらいのお客さんたちの応援があって嬉しかったです。「あ、喜んでくれている!」と、すぐにわかりました。
新原泰佑(以下、新原):いつもより(客席との距離も)近かったですからね。
猪塚:抜群に近かったし、より顔もはっきり見えてよかったなと思いましたね。
新原:距離が近いからこそ、より表情まで見えるというか。ライブだと、照明の当たり方によってはお客さんのお顔があまりよく見えない時もあるんです。でも、今回は常に表情が見えている状態なので、どういう顔で僕らを見てくれているのかをこちらもわかる状態でコミュニケーションを取ることができて。この感じも新しくて。だからこそ、「この人たちのために応えたい!」という気持ちも出てきて、頑張れる要因のひとつだったかなと思います。
細田佳央太(以下、細田):これが一日でできるのも結構すごいことで。ライブをやるとなったら1カ月前からリハーサルがあるけれど、今回は運動会ですから。当日に僕らが身ひとつで会場にきて、何も問題が起きずに終えられたというこの体制もすごいですよね。それもあってここまではしゃぐことができたので、スタッフの皆さんには感謝しなきゃいけないという想いは強かったですね。
福崎那由他(以下、福崎):運動会というと、僕のなかではマイナスなイメージが大きかったんですよ。運動が得意な人だけが輝く場所、みたいな(笑)。でも、今回の『ハンサム大運動会』は全然違って。苦手な人でもそれを受け入れて、チームを応援して、個性を活かしていくという流れになったのが嬉しかったです。運動へのマイナスなイメージは――まだ持っていますが(笑)――それだけじゃないし、好きになれるところもある。その気づきを今年の最後に得られたなと思います。
猪塚:シャトルラン、那由他が喰らいつこうと頑張っているのを見て感動したもん!
新原:普段は見られないハンサムメンバーの顔というか。いつもは舞台上でお客さんに向けてみんなで前を向いて踊っているからこそ、みんなが走っている姿を見るだけで涙出てきそうになりましたね。恐竜の着ぐるみをかぶることなんて、きっとないだろうしね(笑)。
福崎:最初で最後ですよ(笑)!
ーー(笑)。ライブとはまた違う皆さんの魅力が発信されたイベントだったと思います。今年最後のイベントでしたが、2025年はどんな年にしたいですか?
福崎:僕は、「イベントを大事にする」ですかね。バレンタインとかクリスマスとか、一年に一度のイベントに対して、少し斜に構えちゃう節があったんです。イベントがあっても普段と何も変わらないと思っていたけど、ちゃんとそういった一個一個の物事に心を突き動かされるほうが豊かになるんじゃないかと最近気づきました。夏至に「日が長いな」と思ったりとか、冬至には「夜が長いな」と思ったり。そういう一つひとつの移ろいを大事にしていきたいです。
猪塚:いただいた仕事一つひとつに対して真摯に取り組んで、ちゃんと爪痕を残して頑張ることは毎年目標として思っているんですけど、ふと思ったのは、自分磨きもしっかりやっていきたいなと。好きなことにもちゃんと取り組んでいきたい。それがまた仕事に繋がるかなとも思うので、大事にしていきたいと思っています。
細田:僕は、2025年は厄年なので体調に気をつけます。俳優のなかでは、厄を払うと自分の“役”が落ちちゃうから厄を払うべきじゃないとよく言われているので、今年前厄だったんですけど、厄を払わなかったんですよ。そうしたら、下半期だけでも2回食中毒になりまして……。お仕事をちゃんともらえるぶん、自分の体調はしっかり管理しよう、規則正しい生活をしようという意識はこの3年間のなかで続けていきたいですね。
新原:僕はあとちょっとで本厄終わります(笑)。2025年、初めて主演させていただいた映画が初夏に公開されたり、まだ発表できていないお仕事もたくさんあるんですが、似たような役は今までひとつもないんですよ。だからこそ、いろいろな人間を知れるのが、学びにも強さにもなっていると思います。2025年も自分のなかでパワーアップできるようなお仕事をして、どんどん皆さまにお見せできるように頑張りたいです。
ーーチーム・ハンサムとしてはいかがでしょうか?
新原:来年は20周年ですよ!
猪塚:20年やってきているわけですから、これまで数々の方たちが関わっているので、ひとつのプロジェクトとして全員が関われるような企画ができたらいいなと思ってます。それは、ファンの皆さんも絶対に喜んでくれるだろうし!
新原:先輩がいるからこその我々なので。みんなで繋がっていけると嬉しいですよね。
細田:一曲ぐらい、自分だけで歌ってみたりしたくないですか?
福崎:自分ひとり?
猪塚:ソロ曲ってこと?
細田:そうそう。ハンサムの曲でひとり占めするんです。好きな曲セレクトしたりして!
新原:いいですね、それ!
福崎:歌もそうですし、みんなにとって失敗を怖がらなくていい場であってほしいと思います。苦手なことに挑戦できる場としても、僕はチーム・ハンサム!が好きなんです。最初は歌もダンスも苦手だったし、「人前でダンスなんてやるわけないじゃん!」なんて思っていたりもしたんですけど、今回の運動会も、苦手なものを受け入れて挑戦することによって自分のなかで何かが変わっていく感覚があるというか。(以前のライブのなかでも)ダンスをお客さんにお見せしたことで、自分のなかの限界を高めていきたいと思えたし、「止まりたくない」という感情になりました。今まで苦手なことに挑戦させていただける場でもあったから、20周年も、それから先も、続けていけたらなと。
猪塚:それは本当に強みだよね。せっかくの20周年だから、今やっている我々がいちばん盛り上げて、まわりも協力したくなるような雰囲気で、2025年をみんなで一緒に過ごしていきたいなと思います!