岸谷五朗&寺脇康文が語る『Act Against Anything』の意義 深い絆の根源も「価値観が同じなんだと思う」

岸谷五朗&寺脇康文が語る『AAA』の意義

そばにいれば、なんでもうまくいく気がする(寺脇)

寺脇康文&岸谷五朗(撮影=三橋優美子)

――今後について、おふたりで話し合ったりすることはありますか?

岸谷:もちろん公演についてはいろいろ考えているんですけど、もう少し大きな話をすると、僕らの仲がいいもうひとつの理由を挙げるなら、「対峙するべきものが外側にあるから」だと思うんです。それは演劇というものであったり、舞台を成功させることであったり、それこそ『AAA』だったり。そういった強大な存在と対峙するにあたって、このふたりが仲悪い場合ではいけないんですよね。

寺脇:うんうん。

岸谷:ふたりでガッチリ肩を組んで必死に頑張らないと目的を達成できない。それだけ、常にやりたいことや目的が大きいってことなんだと思います。規模の大小ではなくて、志の大きさという意味で。

――逆に言うと、ひとりでは目指そうとすら思わないことでも、岸谷さんと寺脇さんのふたりだから「目指す」という選択肢が生まれるということですよね。

岸谷:そうですね。まわりにもよく言われるんですけど、なんだか僕にはそういう雰囲気を“撒く”習性みたいなものがあるみたいなんです。成し遂げるべき野望を常に設定したくなる。そこに寺ちゃんが乗っかってくれることで、その野望が共通の“敵”になって、それを達成することでその敵さえも取り込んで、自分たち自身も大きくなるし、目指すべきものもさらに大きくなっていく――そういうことだと思うんだよね。

寺脇:そうだと思う。五朗ちゃんはよく「寺ちゃんはいてくれるだけでいいんだよ」って言ってくれるんですよ。「寺ちゃんがそばにいれば、なんでもうまくいく気がする」って。その言葉がうれしいんですよね。

――完全にプロポーズじゃないですか。

岸谷:ははははは!

寺脇:あるときは「お前が間違っていたとしても、僕はお前の味方だ」とも言ってくれたりとか。もうシビれますよね。

――ドラマだったらいちばんいいセリフですね(笑)。

寺脇:うん、たしかに!

岸谷:最終回前くらいに出てくるやつだ(笑)!

■公演情報
『Act Against Anything VOL.3「THE VARIETY 29」』

日時:2024年12月1日(日)開場 16:30/開演 17:30
会場:日本武道館(〒102-8321 東京都千代田区北の丸公園2番3号)
出演:岸谷五朗/寺脇康文
葵わかな/秋山竜次(ロバート)/猪塚健太/.ENDRECHERI.(堂本剛)/大黒摩季/大村俊介(SHUN)/甲斐翔真/小関裕太/サンプラザ中野くん・パッパラー河合/城田優/杉山真梨佳/武田真治/中川晃教/中村雅俊/中村百花/新原泰佑/藤林美沙/三吉彩花/屋良朝幸 and more…
※岸谷五朗、寺脇康文以降の出演者クレジットは五十音順

<THE VARIETY BAND>
高木茂治/会田敏樹/高橋結子/曽根未宇司/金井央希/鈴木一葉/金山徹/寺内茂/堀江有希子
券種:チケット料金:指定席8,800円(税込)
※3歳以上チケット必要、2歳以下は膝上に限り無料/入場に関する年齢制限なし

<チケット>
プレリクエスト2次先行(抽選)
受付期間:11月7日(木)12:00〜11月17日(日)23:59
受付URL:https://l-tike.com/aaa2024/

オフィシャルサイト:https://x.com/AAA_variety
X(旧Twitter):https://x.com/AAA_variety
Facebook:https://www.facebook.com/AAAvariety

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