渡辺翔太、田中樹、大倉忠義、中島健人……受け継がれた誇りと共に『タイプロ』を見守るファミリーの絆
timeleszの松島聡が11月4日放送のラジオ『timeleszのQrzone』(文化放送)に出演し、新メンバー募集オーディション『timelesz project(以下、タイプロ)』について触れた。
現在、Netflixで配信している『タイプロ』では、1万8922件のエントリーから36名に絞られた候補生たちが、9人×4チームに分かれてパフォーマンスを披露する3次審査の様子を配信している。「SHAKE」(SMAP)、「Monster」(嵐)の課題曲を前に、チームとしてまとまることの難しさ、見る人の心を動かすパフォーマンスとは何かについてぶつかる姿が描かれていく。そんな候補生たちを導くtimeleszの菊池風磨、佐藤勝利、そして松島に、改めてアイドルとしての矜持が見えるのも、この番組の見どころだ。
もともと多くのファンに愛されてきたグループだけに、このオーディションに向けられる視線は決してぬるくはない。菊池がInstagramの個人アカウントに質問箱を設置した際には、辛辣なコメントが寄せられていたが、一つひとつに対して真摯に向き合っていたことでも話題になった。そんな賛否両論を巻き起こしながらも続くオーディションについて、松島はこう語った。「本当に候補生、誰も頑張ってない人、いないです。みんな頑張っているので、熱い声援を送っていただけると嬉しいなと思います」と。
また「もう11月ですから、みなさん。来年ツアーが決まれば、一緒に同じステージに立つメンバーが決まっていくわけですから。みなさんも緊張しながら観てくださっていると思うんですけど、応援する仲間が増えるって思ってもらえたら嬉しいなと思います」とも語っていた松島。この眩しいほどにやさしく、そして柔らかなスタイルこそが、松島聡というアイドルの唯一無二感ではないだろうか。
佐藤が10月21日放送回のラジオで「もう打ち合わせをいつやってるっていうよりも、毎日やってるイメージですね。毎日、LINEグループが動きますし。オーディションのグループLINEですね。メンバーだけのやつも動きますけども」と語っていた。きっと松島が放つ温かな存在感は、このオーディションが苦しい展開を迎えるほどに、メンバーの、そしてファンの救いになっていくような気がする。