Mrs. GREEN APPLE、記録が証明する現在地 楽曲を起点に“アーティスト”として愛される国民的な存在へ
一方、今年4月にリリースした「ライラック」は自身最速となるチャートインから10週で累積再生数1億回を突破。これは、YOASOBI「アイドル」の5週やOfficial髭男dism「Subtitle」の6週、Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」の7週といった記録に次ぐ、歴代9位の記録となっている(※3)。上記したBillboard Japan「Hot 100」でも5位をキープしており、チャートイン数は30回を記録。今年リリースした新曲が圧倒的な速さで再生回数を獲得していることも、今のMrs. GREEN APPLEの勢いを示していると言えるだろう。
ほかにもMrs. GREEN APPLEは今夏、日本のバンド史上最年少でのスタジアムツアーとなった『ゼンジン未到とヴェルトラウム〜銘銘編〜』を開催。9月13日に劇場公開したライブフィルム『Mrs. GREEN APPLE // The White Lounge in CINEMA』は興行収入17億円、累計観客動員数48万人を突破(10月17日現在)。10月からは神奈川・Kアリーナ横浜にて定期公演『Mrs. GREEN APPLE on “Harmony”』を開催し、バンドとしても、アーティストとしてもほかに類を見ないスケールで活動を展開している。これはアーティストの基本である“楽曲”が、ここまで示してきた通り、シーンにしっかりと根づくとともに広く愛される普遍性を獲得しているからこそなのだ。今後もMrs. GREEN APPLEはそのポップネスと普遍性で、ますます国民的なバンドとなっていくことだろう。
※1:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/142829/2
※2:https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=hot100
※3:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/138682/2
Mrs. GREEN APPLEはマイナスを肯定する 大森元貴の歌詞にみられる“ポジティブ変換力”とは
Mrs. GREEN APPLEの楽曲から見える、マイナスを肯定して日々を歩む力を与える“ポジティブ変換力”の魅力を解説する。
Mrs. GREEN APPLE 大森元貴を支える若井滉斗&藤澤涼架 確かな技術を持つアーティストとしての魅力とは
Mrs.GREEN APPLEの大森元貴を支える若井滉斗&藤澤涼架の、確かな技術に裏打ちされたアーティストとしての魅力について考…