草彅剛、YouTuberとしての超過密スケジュールを公開 裏表のなさで“エンタメの神”を味方に
草彅剛がYouTubeチャンネル「ユーチューバー 草彅チャンネル」にて、動画「【密着】初公開!草彅剛のYouTube撮影の1日が忙しすぎたwww」を公開。草彅が普段どのようにYouTube動画を撮影しているのか、その舞台裏を収めた動画になっている。
「おはようございまーす、どーも! やりますよ」とラフな挨拶からスタートしたYouTuber草彅の1日。この日は「草彅ハウス」と呼ばれるスタジオでの撮影をした後に、2件のロケをこなすというスケジュールだが、スタッフとの打ち合わせはなんと「長くて5分」という驚異の短さ。
さらに通常の動画を撮影する合間には、“踊ってみた”系のショート動画も撮影していくのだが、草彅は1、2回見ればダンスの振りが頭に入り踊れてしまうというから、さすがは国民的アイドルだ。また隙間時間を見つけては愛用のギターをかき鳴らすなど、「舞台裏」とは言いながらも映し出されていくのは我々が知る草彅剛そのままの姿ばかりだ。
そんななか、「何をやるかわかってませーん」とはロケに移動する場面で草彅が発した言葉。よくよく考えると、草彅のYouTube動画の魅力は、この一言に詰まっているように感じた。草彅自身さえも何が起こるかわからないというワクワク感。スタッフがすかさず「さっき打ち合わせしてませんでした?」と遠慮のないツッコミテロップを入れられる親近感。そして、どんな場面でも最終的にエンターテイナーとして“持ってる”展開になってしまうスター性。この絶妙なバランスを計算して作り出すことは難しい。
この日1件目のロケ先は、稲垣吾郎がディレクションするレストラン「BISTRO J_O」。絶品料理に舌鼓を打ち、次は併設している「J_O CAFE」にてコーヒータイムを取ることになると、コーヒー代としてスタッフからお金を渡された草彅。すぐさま「お小遣いくれんの? ありがと」と冗談を言いながら受け取り、その場を和ませていた。そんななんてことのないやりとり一つひとつに、日常を楽しむ草彅らしさがにじみ出ている。
また、コーヒーをオーダーすると提供されるまでの間にも、「『碁盤斬り』のポスターがあったりね」と周囲をキョロキョロと眺めて興味津々。この周囲への受信感度の高さが“何をやるかわからない”草彅のロケを面白くしているようにも思えた。早速「あ、パンもあって……」とカウンターにあったパンを発見すると、ジッと無言で見つめていく。その姿には、スタッフも「めっちゃパンをガン見する草彅剛」とテロップを入れずにはいられない。何も狙わずとも次々と目移りする姿だけで笑いが生まれるのが草彅の強みだ。