NEXZ、日本デビューの喜びを分かち合ったショーケース 眩しい笑顔と鮮やかなスキルで魅了

NEXZ、日本デビューショーケースレポ

 後半のライブパートは、2組に分かれたカバー曲のパフォーマンスでスタート。まずは、TOMOYA、HYUI、SEITA、YUKIが「Steal The Show」(Lauv)を披露。冒頭はスタンドマイク、後半からはハンドマイクで客席に手を振りながら歌を届けた。次にHARU、SO GEON、YUが、3人でレコーディングも行ったという「Standing Next to You」(JUNG KOOK)をカバー。センターステージで繰り広げられるセクシーさと力強さを併せ持ったパフォーマンスに、会場は大盛り上がりとなった。

 そのままセンターステージに4人が合流して「Drop (feat. Fatman Scoop)」を届けると、衣装チェンジを経て「Keep on Moving」へ。彼らを起用したアクエリアスCMソングでもあり、明るいサウンドに乗せて踊る7人の笑顔がまぶしい。ラストは「Because of you」「Whatever Whenever」を披露し本編を締めくくった。

 再びステージに登場した7人が披露したのは、『Nizi Project Season 2』ファイナルステージの課題曲「Miracle」。客席では、サプライズで用意された観客からの「NEXZでデビューしてくれてありがとう」「これからも一緒に歩んでいこう」のメッセージカードが掲げられ、歌唱を終えたメンバーは大喜び。

 ここで、メンバーひとりずつのメッセージへ。SEITAは各メンバーへ丁寧に言葉を贈り、最後にNEX2Yに向けて「僕ひとりでは見ることができない景色を、皆さんのおかげで見させていただくことができて本当に幸せです」と感謝を告げた。NEX2Yへ手紙を書いてきたHYUIとYUKIは「最高なグループに導いてくださり、ありがとうございます。今僕は本当に幸せです」(HYUI)、「これからもお互いに力を与え合える存在として、一緒にいてくださったら嬉しいです」(YUKI)とそれぞれ心を込めて読み上げた。

 SO GEONは「このメンバーなしではここまで来れなかった」「メンバーのおかげで僕がここにいる気がします」と涙を浮かべる。HARUは満席の会場に感謝を告げながら、オーディション時代に話していた「世界一のアーティストになる」という夢をあらためて力強く宣言した。

 YUは支えてくれたスタッフに感謝を述べながら、客席を見渡し「光るペンライトの景色は脳裏に焼きついていて、忘れることは一生ないと思います」と嬉しそうにコメント。リーダーのTOMOYAは、ファンからの「おかげで人生が楽しくなった」というメッセージに「アイドル目指してよかったなって思えた」と話し、これまでの奮闘の日々を振り返って思わず涙をこぼす。「ショーケースを通して、みんな成長できたかなって思います」と語ると、そんなTOMOYAを中心に7人が抱き合い、「ありがとう」という言葉が交わされていた。

 ショーケースのラストを飾ったのは、『Nizi Project Season 2』のテーマソング「Here & Now」。ステージ左右、センターステージにも広がりながら、NEX2Y一人ひとりと目を合わせていく7人。最後はメインステージに集結して息の合ったダンスを見せた。

 デビューシングルのリリース、そして日本初のショーケースツアーを大盛況のうちに終えたNEXZ。次世代を意味する“Next Z(G)eneration”というグループ名の通り、確かなパフォーマンススキルと逞しさを持った彼らは、大きな夢に挑みながら新しい時代を切り拓いてくれるはずだ。

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