NEXZ、日本デビューの喜びを分かち合ったショーケース 眩しい笑顔と鮮やかなスキルで魅了

NEXZ、日本デビューショーケースレポ

 7人組グローバルボーイズグループ・NEXZが、日本で初となるショーケースツアー『NEXZ SHOWCASE 2024 “Ride the Vibe”』を開催した。

 NEXZは、JYPエンターテイメントとソニーミュージックによる日韓合同オーディションプロジェクト『Nizi Project Season 2』から誕生したTOMOYA、YU、HARU、SO GEON、SEITA、HYUI、YUKIから成るグループ。今回のツアーは7人それぞれの地元である福岡・大阪・東京の3都市6公演で行われ、全公演がソールドアウトとなった。本稿では、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナにて行われた8月25日公演の模様をレポートする。

 オープニング映像の後、リフターに乗ったメンバーが登場すると、彼らを待っていたNEX2Y(ファンの呼称)の黄色い歓声が沸き起こった。7人の名前がそれぞれステージに浮かび上がるとともに、ひとりずつスポットライトが当たっていく。

 1曲目は8月21日にリリースされたJapan 1st EPの表題曲「Ride the Vibe(Japanese Ver.)」。ショーケースのために用意したというダンスブレイクで幕を開け、力強いパフォーマンスで一気に会場のテンションを上げていく。そこから、5月20日リリースのグローバルデビュー作『Ride the Vibe』のカップリング曲「Starlight」を続けて披露した。

 中盤では、メンバーのパーソナルな部分を知ってもらうためのトークコーナーが設けられた。司会の古家正亨の進行のもと、メンバーはそれぞれ自己紹介と、最終公演への意気込みを語っていく。埼玉出身のSEITAは家族が来ていることを明かし、「頑張ります!」と笑顔で宣言。東京でオーディションを受けていたSO GEONは、「まさか自分がここまで来るとは思っていなかったので、ここに立てていることが夢みたいです」と感慨深そうに語った。

 続いて、「HOW TO NEXZ」と題して、事前にファンクラブで募集した質問に答えていく企画へ。「1日メンバーと入れ替われるなら?」という質問に、TOMOYAは「いないですね」と即答するものの、「古家さんと交代したい!」と熱望してMC席に座ることに。「MCのFURUYAでございます」としばしお茶目に進行を務める姿に、会場は和やかなムードに包まれていた。

 YU宛の「おすすめの料理を教えて下さい!」という質問には、「カレーライス」と返答。「玉ねぎは小さく刻んだので甘味を出して、大きく切ったのは具材にして」と、料理上手のYUならではの回答が飛び出した。「ここだけは負けないことは?」と尋ねられたYUKIは「末っ子だからこそ、愛嬌があって可愛いパフォーマンス?」と答え、それを証明すべく1人で「Ride the Vibe(Japanese Ver.)」を笑顔で披露し、客席からは「かわいい!」の声が飛び交っていた。

 チャレンジコーナーでは、TOMOYAとYUが「DIVE」(TWICE)、SO GEONとHYUIとYUKIが「JJAM」(Stray Kids)、SEITAとHARUが「See that?」(NMIXX)のダンスに挑戦。見事にキレキレのパフォーマンスを見せ、ラストは7人で「Again & Again」(2PM)をイントロからクールに踊りこなした。

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