HYBEからデビューの新グループKATSEYE「Touch」バイラルヒット ドキュメンタリーが世界中で話題に
KATSEYEは、HYBEとGeffen Recordsによってデビューした6人組のグローバルガールズグループであり、そのメンバー構成も非常に多様。韓国、アメリカ、フィリピン、スイス出身のメンバーが揃っており、まさに国際的な感性を取り入れたグループである。彼女たちの2ndシングル曲「Touch」は、そのキャッチーなメロディと圧倒的なビジュアルで、日本国内のみならず、世界中のリスナーから注目を集めている。1stシングル「Debut」はグループのデビューを力強く宣言するようなアンセムに仕上がっていたが、続くリリースとなる今作「Touch」では、タイトルの“Touch”というワードをモチーフに、失われていく愛に対する心情が少しウェットに表現されている。Y2Kな雰囲気の疾走感のあるトラックと〈Touch〉と繰り返されるイヤーワーム的な中毒性もこの楽曲の魅力だ。
また、Netflixのドキュメンタリー作品『ポップスター・アカデミー: KATSEYEになるまで』の公開もKATSEYEの人気をさらに引き上げているファクターであろう。今作はBTSらを輩出し、K-POP業界を牽引する韓国の芸能事務所、HYBEによる育成メソッドによってKATSEYEが誕生するまでの裏側を約1年にわたって追ったドキュメンタリー作品。過酷なレッスンを乗り越えていくストーリーと、その地続きにある「Debut」や「Touch」も収録されているデビューEP『SIS (Soft Is Strong)』のリリースがリンクし、KATSEYEに対するファンの気持ちが高まっていることも今回のチャートインに寄与しているはずだ。そして、もちろんこのドキュメンタリーを入り口にして新たなファンが増えたことも「Touch」のバイラルヒットを後押ししているだろう。HYBEのプロデュース力、そしてメンバーたちの才能が見事に融合したこの楽曲は、今後もさらなる人気を博すことが予想される。チャートを駆け上がる「Touch」の動向とともに、新たなグローバルスター・KATSEYEの今後の活動から目が離せない。
※1:https://charts.spotify.com/charts/view/viral-jp-daily/2024-08-21
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