『RISING SUN』、『ROCK IN JAPAN』……大型フェスのオーディションに勝ち上がる若手バンドに注目
HINONABE(『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024』に出演)
千葉県・4ピースロックバンド。高校生の頃からの活動を経て今年5月に改名し、現在は千葉、都内を中心に活動中している。独自の感性で紡ぎ出す曲の世界観は決してきれいなものだけではなく、ドロドロしていたり、崩壊していたり、無慈悲だったり。だからこそ、そこに秘めた何よりも嘘がない強力なメッセージを持った歌が届く。
筆者自身、彼らの高校生時代の部内ライブ動画(現在は非公開)を見てそれが深く刺さり、情報を追いかけてきた。昨年は比較的スローペースな活動に思っていたが、今年から活動スピードが増し、5月にリリースされたEP『腐臭』はその水面下でのパワーアップを感じる作品。そしてライブを重ね、『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024』出演を決めた。だが、これはまだ序章。クセの強い英雄譚はここからだ。
ハイドランド(『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024』に出演)
高校2年生の4ピースバンド・ハイドランド。Eggsにて配信されている「髪飾り」は、スマートでストレートな歌詞と爽快なサウンド、そしてボーカルの伸びやかな歌声が相乗効果を生んだラブソングとなっている。数多くの応募者の中から『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024』出演を掴み取り、実際に出演した際には、SNSの評判を見ても今後を期待するポストが多く見られた。
とは言え、まだ千葉の高校2年生。温かく見守りつつ応援していきたい。
オーディションでの勝利から飛躍するバンドもいれば、敗北から飛躍するバンドも多くいるのも事実。様々なストーリーも生まれる大型フェスのオーディションをぜひ今後もチェックしてみてほしい。
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