松下優也、自身の名前で歌い踊った久しぶりのワンマンライブ 軌跡と未来を照らした一夜

アンコールに応えて再び登場した松下は、スタッフやチーム松下優也、ファンへあらためて感謝を伝え、「みんな応援してくれてるよね。でも、この年齢になって思うのは、俺がみんなを応援できる存在になっていきたい」と宣言。さらに、「デビュー当時に比べたら環境もよくなったけど、まだまだコンプレックスもあるし、まだまだ叶えたい夢もあるし、まだまだ自分のなかでは納得できていないです。なぜなら、俺はまだ夢見ている大人気ない少年だから」と語り、「21世紀少年」へ。リスナーの背中を押すように、魂を込めて歌っていることが伝わってくる。そして、「We Ride」でさらに盛りあがると、最後は再び「Paradox」を全員で歌って踊ったり、ステージ上からスマホで撮影をしてみたり。最後の最後まで客席を楽しませて、この日のライブは幕を下ろした。

以前、インタビューで「ワンマンライブはぜひ自由に盛り上がってほしい」と語っていた松下。この日、観客だけではなく松下自身も型にはまることなく自由に盛り上がっていたはずだ。そんな彼の姿は多くの人の心を弾ませたに違いない。


























