日向坂46の『TIF2024』出演が意味することとは? 初の三期生単独公演に裏付けられるグループの成長

 そんな日向坂46が今年初めて三期生単独での出演となった。かつて、まだあまり場数を踏んでいない乃木坂46 三期生や四期生が『TIF』に単独出演をした状況とは異なり、今回の日向坂46 三期生はすでにライブの経験を積んでおり、実力も十分に備わっている。しかし、一期生や二期生と比べると、三期生単独でのイベント出演経験はほとんどなかったのが現状だ。実際におひさま(日向坂46ファンの呼称)からも三期生の単独ライブを見たいという声も多く、満を持して大勢のアイドルファンが駆けつける対外イベントである『TIF』への出演を果たすこととなった。

 日向坂46 三期生の髙橋未来虹は公式ブログの中で、「実はスタッフさんにも、三期生で何かやってみたいです!という気持ちを以前から伝えていて」と念願だったという思いを明かし、「この場所で私たちのことを初めて見る方もきっといると思いますが、日向坂46を背負って、気合十分で臨みたいと思います!」(※1)といった意気込みも綴っていた。

 『TIF』が単独ライブと異なる点としては、髙橋も語っているように、おひさま以外のアイドルファンが大勢いるということだ。それはつまり、より多くのアイドルファンに知ってもらう絶好の機会でもある。何よりも『TIF』という大きなイベントに三期生単体で立つということの意義は非常に大きいはずだ。もちろん、この出演にはさまざまな事情があったのだろうが、三期生が日向坂46の看板を背負うまでに成長したのは間違いないだろう。

 気になるのは、どの曲が披露されるのかということ。日向坂46の定番曲である「キュン」や「アザトカワイイ」といった楽曲はもちろんのこと、三期生の夏曲「この夏をジャムにしよう」や「ゴーフルと君」、山口陽世センターの「パクチー ピーマン グリーンピース」、髙橋センターの「愛のひきこもり」といった楽曲の披露にも期待がかかる。普段は大勢で踊っているフォーメーションが4人でどのようにパフォーマンスされるのかも注目ポイントだろう。

 昨年は7万人を超える来場者数を記録し、コロナ禍前の熱を取り戻しつつある『TIF』。乃木坂46 四期生と日向坂46 三期生がどのステージに立つのかはまだ明らかとなっていないが、彼女たちが夏の熱気を振り払うような熱いステージを見せてくれることに期待したい。

※1:https://www.hinatazaka46.com/s/official/diary/detail/56245

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