Cö shu Nie デビュー6周年企画 石田スイ、YOASOBI Ayase、楠木ともり、斉藤壮馬……著名人6名の祝福コメント&好きな曲
令和6年6月6日、メジャーデビュー6周年を迎えたCö shu Nie。
中村未来(Vo/Gt/Key/Pro)の美麗なメロディと歌声、松本駿介(Ba)のテクニカルなベースライン。それらがアバンギャルドな音像と混ざり合うことで、カオティックながらも深く胸を打つ独自の音楽性となり、多くのリスナーを魅了し続けている。メジャーデビュー曲にして代表曲「asphyxia」(『東京喰種トーキョーグール:re』オープニングテーマ)をはじめ、Cö shu Nieの楽曲は海外での人気も高い。一方、近年ではミニマルなサウンドへの転換で新たなオリジナリティも追求しており、秋にリリース予定のニューアルバムにも期待がかかる。
“6”が揃った記念すべき日に、Cö shu Nieを愛する著名人6名からお祝いコメントが到着。「好きな1曲」と共に、Cö shu Nieの魅力を語ってもらった。(編集部)
石田スイ
初めてCö shu Nieの音楽を聴いたとき、YouTubeで観たわけだけど、
才能を感じた、のに、まだそこまで多くの人には(おそらく)知られていなかった。
わくわくした。この四角い枠の中から引っ張り出したらどんなことになるんだろう。あっという間に、彼らは活躍の場を増やしていった。僕は檻から怪獣を解き放ってしまったんじゃないか、とぼんやり、そう考えている。
「butterfly addiction」は僕が思うCö shu Nieの魅力がすべて詰まった曲。イントロを聴くだけで、心をつかまれました。MVもとても好きです。どこか窮屈そうなんだけど、綺麗で。
楠木ともり
世の中の汚いもの、見たくない景色、知りたくない気持ちを、恐ろしいほどに美しく魅せてくれるアーティストです。
少し触れただけでボロボロに崩れてしまいそうな繊細さと、痛みを感じるくらい思い切りぶつけられる激しさが、なんとも言えないバランスで拮抗していて、聴くだけでスリルを味わえます。Cö shu Nieの音楽によって、辛いだけの思い出の数々さえも額縁に入れられ、今も綺麗に飾られています。
好きな曲はいくつもありますが、書いている今聴きたいのは「gray」です。
まず中村未来さんの囁きのような歌声とピアノの相性の良さが好きで、正直一番聴いている楽曲は「defection」だと思います。それでも「gray」を選んだのは、中村さんとお話をしてからこの楽曲の印象が少し変わったからです。
サビからの壮大さと美しい歌詞も相まって、物語のように映像が浮かぶ楽曲だったので、どこか他人事のように聴いてしまっていたのですが、今は一つひとつの言葉が深く刺さって抜けません。自分の物語を意識して聴いてしまいます。
ジェネヴィーヴ・アルターディ(KNOWER)
メジャーデビュー曲をリリースしてから6周年おめでとうございます!
「asphyxia」は私も大好きな素晴らしい曲です。Cö shu Nieはめちゃくちゃクールでイケてるバンドだね!