平野紫耀の覇王感、神宮寺勇太の脱皮、岸優太のストイックさ――Number_iが振り返る初ステージの裏側
3人が自ら語っているわけではないが、動画を見て感じたのは、彼らがこの日に向けて多くの準備を重ねたであろうこと。「裏toHEROes」では三宅健、北山宏光、IMP.、大東立樹もそれぞれライブを振り返っており、三宅は「TOBEにいる人たち、めっちゃ練習の虫だらけ」「気づけばみんな練習してる」と話している。
さらに、三宅はライブ中、一緒にダンスをした岸に関して、自身のYouTubeにて「会うたびに練習してた」と、彼のストイックな姿勢を語っていた。予想外の出来事が起きた際に、ある程度気持ちに余裕がないと臨機応変には対応できないもの。十二分に練習を積んできたからこそ、ハプニングを周囲に感じさせず、むしろよりよいものに変えられたのではないだろうか。
もうひとつ感じたのは、3人がお互いをリスペクトしていること。相手のよさを理解しながら高め合う関係性は、そう簡単に築けるものではない。全力のパフォーマンスを届けられるのも、お互いの信頼があってこそ。Number_iとしては初ライブながらも、長年一緒に切磋琢磨してきた3人だからこそ作り上げられたステージだったのだと思う。
6月には有明アリーナでの単独公演が控えている。『to HEROes』、先日の『Coachella Valley Music and Arts Festival 2024』とライブ経験を経て、Number_iがどんなステージを見せてくれるのか楽しみだ。
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