なにわ男子、KAMIGATA BOYZで発揮される“トンチキ”の才能 面白さにも全力な7人のギャップ
なにわ男子らしいキラキラアイドル感もプラス
道枝のトレンディドラマパート同様、お笑いへの振りとして、大西流星(なにわ男子)パートの〈僕らはキラキラなアイドルじゃん?〉から始まる「クイズナーニー」のコーナーでも、なにわ男子のメンバーが大きな役割を担っている。大倉忠義(SUPER EIGHT)とともにスーツ姿でノリノリで歌う藤原丈一郎(なにわ男子)、肘をつきウィンクをして愛嬌を振りまく大西を筆頭に、濱田崇裕(WEST.)を囲む高橋恭平(なにわ男子)の後輩力満載な〈ホンマですか いただきますー〉のセリフに、たこ焼きを頬張ってぴょんぴょんと跳ねながらあつg長尾謙杜(なにわ男子)の仕草。全体を通してコミカルな印象の強い「無責任でええじゃないかLOVE」にフレッシュな可愛らしさをプラスし、なにわ男子の本来の持ち味を活かして楽曲の表情をさらに豊かにするポイントになっている。
バラエティ番組でも活躍する「ガヤ力」も垣間見える
MV中盤には、突然村上が審査員を務める一発ギャグ選手権が始まる。トップバッターはSUPER EIGHTのギャガー・丸山隆平が務め、続いて藤原と大橋が渾身の一発ギャグをそれぞれ惜しげもなく披露。配信されている楽曲とMVでそれぞれ異なるギャグを披露しているのも見どころだ。キレのいい動きと迷いのない勢いのある声で、割り振られた2小節の間で爪痕を残していく様は前後の丸山と濱田にも退けを取らない。そして怒涛のギャグラッシュを経た後、「可愛いから」という理不尽な理由で試合に参加してもいない大西が優勝を勝ち取るというオチ付きだ。
バラエティ番組に出演しても、雛壇から声を張ったり立ち上がったり、さながら“ガヤ芸人”のように番組を盛り上げているなにわ男子メンバーの姿がよく見られる。関西によって培われたお笑いの遺伝子がよく表れているシーンといえるだろう。
キラキラも笑いも、ものにできるなにわ男子の強み
王道アイドルのパブリックイメージが定着しているなにわ男子だが、今回の「無責任でええじゃないかLOVE」への参加によって、多彩な才能が今まで以上に認知されることにつながったように感じる。実は、デビュー以降も2ndシングル『The Answer / サチアレ』収録の「なにわの男子やねん!」や1stアルバム『1st Love』収録の「妄想っちゅーDiscooooooo!!」などの“トンチキソング”を発表しており、意外にも関西らしい魅力も兼ね備えているのがなにわ男子だ。この新ユニットの始動が、王道アイドル路線だけでなく、面白さにも全力ななにわ男子の魅力がより多くの人に届くきっかけになるかもしれない。
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