SHINee ONEW・TAEMIN、新事務所へ移籍 ソロ活動の活発化など今後の動向に集まる注目
TAEMINは高いダンスの実力と中性的なビジュアル、深い音楽的素養を活かしてを2014年8月よりソロアーティストとしての活動を展開している。新しさと独自性を追求し続け、楽曲をリリースするたびに新たな一面を見せてきた。例えば、2014年8月にリリースされたデビューミニアルバム『ACE』のタイトル曲「Danger」のMVでは、全体的にダークな雰囲気が漂い、スモーキーメイクや鼻ピアスなど、SHINeeとして活動しているときのTAEMINからは想像もつかないような“退廃的な美しさ”を見せて、多くのファンを驚かせた。
TAEMINはこれまでにフルアルバムや2部構成のアルバム、4枚のミニアルバムをリリースしているほか、コンピレーションアルバムや日本オリジナル作品なども発表してきた。直近では2023年10月末に4thミニアルバム『Guilty』をリリース。同アルバムはiTunesのトップアルバムチャートで世界38地域においてトップに。さらに日本、韓国、中国の音楽チャートでも1位を獲得するなど、大きな注目を集めたのは記憶に新しい。また、ONEW同様にコンサートツアーも盛況で、これまでに日本では日本武道館公演や、約15万人を動員したアリーナツアーを開催。今年3月にも約4年3カ月ぶりに日本でのソロコンサートを行い、日本武道館で3日間の公演を成功させている。
TAEMINがソロでリリースした楽曲のサウンドやパフォーマンスを見ていると、彼は常に、敬愛するマイケル・ジャクソンの背中を追いかけながら、最高かつ唯一無二のアーティストを目指しているのだと感じる。実際、韓国のメディアのインタビューでは「“テミン”や“テミンのカラー”という声をいただくと、嬉しくなる。他の誰にもマネできない、特別な歌手になりたい」(※2)と語っていたことからも、ソロ活動に対するTAEMINのスタンスがうかがえる。
このように、それぞれ思い描く表現を追求しながら、ソロアーティストとしても活躍を続けているONEWとTAEMIN。ONEWの移籍先・GRIFFIN Entertainmentは新設事務所ということもあり、事務所が初めて手がけるアーティストとして全力で彼をバックアップすると見られる。また、TAEMINの移籍先・Big Planet Made Entertainmentも、GFRIENDで活動していた3名のメンバーをVIVIZとしてプロデュースし、デビュー直後から一気に躍進させるなど、韓国では企画力のある事務所として知られている。TAEMINの強みや魅力をさらに引き出してくれることに、期待が持てそうである。彼らが新天地でどのような活躍を見せてくれるのか、今後の動向に注目必至だ。
※1:https://www.billboard.com/lists/best-k-pop-albums-2023/
※2:https://natalie.mu/music/news/484154
※3:https://www.yna.co.kr/view/AKR20190210048100005(筆者訳)
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