BE:FIRST LEO、矢吹奈子とのトークから見えたもの 韓国での活動への共感と聞き手としての能力

 さらに、共感できるからこそのLEOのリアクションもトークのスパイスに。韓国語がわからないまま渡韓した矢吹に、「コミュニケーションって苦労することも多かった? 俺は韓国語が全然わかんない状態で行ってたんで」「その時は大変だって感覚ありました? それとも、『しゃあないか』なのか」と質問。「私は全然楽しくて」という矢吹の回答に「まじ!?」と心底驚いたような反応をしてみせた。矢吹はIZ*ONEの練習日とHKT48の仕事が重なり、帰国することもあったそう。「(練習が遅れることで)焦ったりも?」という質問に「焦んなかったかもしんない」と返す矢吹に、LEOは「才能なんじゃない!?」とまたもや驚いたようなリアクションを取っていた。こうした素の感情が見えるLEOのリアクションは、話を盛り上げることに一役買っていると言えそうだ。

 また、フランクな雰囲気を作り、トークが盛り上げられるのも才能の1つだ。3月16日放送回では、次に日本で流行るであろう韓国スイーツ「クルンジ」(クロワッサンを薄く伸ばして焼いた、ヌルンジ=おこげのような食感のお菓子)の話が上がる。「クルンジ」とは何かというクイズでは、矢吹からは「“ク”から始まる6文字の食べ物」とヒントが出された。すると、LEOは「くるまえび!」と回答。それを聞いた矢吹からは「まず6文字じゃない」とツッコまれ、和やかな空気ができあがっていた。

 こうしてLEOのヒアリング能力を考えてみると、彼の人柄に依る部分が大きいことが見えてくる。誠実であろう人柄と優しさ、その場の空気を読めることなどから、語り手側もリラックスしてトークを展開できるのだろう。こうしたLEOの魅力が、今後も様々なコンテンツを通して知られていってほしい。

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