BE:FIRSTが持つキャッチーさはどこからくる? ahamo新CMで見える人を巻き込む力

 NTTドコモの料金プラン「ahamo」の新CMにBE:FIRSTが出演中だ。BE:FIRSTは今回からCMイメージキャラクターに就任。先輩となる神尾楓珠と森七菜とともに、ahamoを盛り上げていくことになる。そんなBE:FIRSTが出演する新CM「ドコモCM『ahamo meets BE:FIRST』篇」が2月14日から放送スタート。カラフルな衣装をまとったBE:FIRSTがカラフルな空間でダンスをしながら「ahamo」をアピールするという内容で、キャッチーな印象を受ける。そのキャッチーさはどこからくるのだろうか。

ahamoWEB動画「ahamo meets BE:FIRST」篇メイキングムービー

 まずは、なんといっても「ダンス」だろう。クラブステップを用いた振りからスタートし、手のジェスチャーを組み込んだ振り、ヒットを取り入れた振りというような構成で、元気な印象のダンスだ。ちなみに、「『ahamo meets BE:FIRST』篇メイキングムービー」では、「電話を彷彿させるような振り付けになっているところがあるんですよ。そこがスゴくキャッチーなので、真似したりとかしてもらえたら嬉しいなと思います」とSHUNTOがダンスの見どころを語っている。これまでも彼らは、「BBBチャレンジ」や「メインストリームチャレンジ」など自分たちの楽曲に乗せてTikTokで真似したくなるダンスを披露したり、YouTubeの配信でダンスのレクチャーをしてきたりしてきた。今回のCMダンスも御多分に漏れず、真似したくなってしまうものだ。こうしてダンスの力で見る人を巻き込んでいくことも、BE:FIRSTならではのキャッチーさに繋がっているのではないだろうか。

ドコモCM「ahamo meets BE:FIRST」篇 15秒

 そして、映像から受ける「色」の力もあるはずだ。CMではカラフルな空間でダンスをしているのだが、踊るBE:FIRSTの衣装もカラフルだ。どことなく「Bye-Good-Bye」を彷彿させるような色味で、比較的彩度、明度が高い色が中心。そのため、ポップなイメージへと繋がっている。そこに軽快なBGMとダンスが組み合わさることで、よりキャッチーさが増していると考えられる。

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