SixTONES、自由すぎるSNS投稿の裏にある気遣い ジュニア時代から変わらないファンへの想い
思い返せば、SixTONESはジュニア時代からライブ期間になるとSNSなどの投稿が増えるグループだった。たとえば、2019年3月に単独公演『CHANGE THE ERA -201ix-』が開催されたときには、ジュニア公式動画投稿サービス・『ISLAND TV』にて1日に何十本もの動画を更新していたのを思い出す。
SixTONESがデビューして自身のYouTubeチャンネルを持つようになってからは、YouTubeショートにてライブ終わりの様子や楽屋での出来事などを公開。とくに、昨年行われた『慣性の法則 in DOME』では、開演前と終演後に動画がアップされていたため、ファンは公演時間を確認してYouTubeをチェックするのが恒例になっていた。
前述した2月17日放送の『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』では、ライブ期間の怒涛のSNS更新に意図があったことがわかった。
「ツアー期間は、SNSも頑張っていきたい。来ることができなかった人も、ツアー期間って楽しいねと思ってもらえるように」と田中は話す。参戦できなかった人も、参戦できた人も、全員が楽しめるようにという想いが込められていたと知ったことで、彼らが更新している動画やポストがより愛おしく思えてくるのではないだろうか。
@sixtones_sme いや、こっちの方が可愛いか?? #SixTONES_VVS #勝手に投稿してます ♬ 全方向美少女 - 乃紫
また、彼らのSNSの投稿は、ラフさが魅力のひとつでもある。ドーム公演のみならず、映画、ドラマ、バラエティ、様々な場で活躍しているにもかかわらず、TikTokではパック中の顔や、寝癖がついた髪の毛などありのままの姿を見せているのだ。カッコつけていないのに、カッコいい。自然体のままで映えるのが、SixTONESの強みだと思う。そして何より、メンバー自身が楽しそうなのが伝わってくるのがいい。だからこそ、彼らのSNSは見ていて癒されるのだろう。
この人またうどん食べようとしてんだけど pic.twitter.com/aHDXsDOair
— SixTONES / ソニーミュージック (@SixTONES_SME) February 17, 2024
さらに、ファンが求めているものの察知能力が高いのもSixTONESの強みのひとつだ。たとえば、SixTONESの公式Xでは、京本が楽屋でうどんを茹でているところや、ごはんを食べている瞬間の写真を公開。メンバーしか撮ることができない肩の力の抜けた表情こそが、ファンの求めているものというのを、彼らは察知しているのだろう。
また、公式TikTokでは、田中が「#じゅり飯」と称して、ライブ前に楽屋でごはんを食べている動画を公開。ただ食事中の動画を撮るだけでなく、うどんやたこ焼き、納豆ごはんにロールケーキと、食べた時間も添えて教えてくれるのが、「#じゅり飯」のありがたいポイント。ファンからも、「需要ありすぎ」と賞賛の声が集まっていた。
どんなに大きな会場に立つようになっても、やっていることは小規模な会場でコンサートをしていたころと変わらない。“ずっと近くにいるよ”というメッセージを、ファンに伝え続けてくれるSixTONES。SNSの投稿を通して、応援したいと思わせるアイドルというのは、彼らのようなグループを指すのだと改めて実感した。
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