≒JOY、『きっと、絶対、絶対』で首位獲得 指原莉乃が打ち出す“アオハル”感がグループのイメージに

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参照:https://www.oricon.co.jp/rank/ja/w/2024-01-29/

 1月29日付(1月23日発表)のオリコン週間アルバムランキングによると、≒JOY『きっと、絶対、絶対』が推定87,103枚を売り上げ1位を獲得。その後、SixTONES『THE VIBES』が推定27,510枚で2位、TREASURE『REBOOT』が推定10,764枚で3位と続いた。

 今回取り上げたいのは首位に輝いた『きっと、絶対、絶対』。本作は、指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ・=LOVEと≠MEの姉妹グループとして2022年に結成された≒JOYの1stミニアルバム。これまでに発表してきた楽曲に新曲3曲を加えた計10曲が収録されている。

 =LOVEや≠MEと比べると後進とはいえ、≒JOYの楽曲は王道の爽やかなテイストが目立つ。たとえばグループ名を冠した「≒JOY」は、アップテンポのバンドサウンドのなかで、軽快なギターリフや爽快感のあるギターソロが印象的。同様にパワフルなバンドアレンジが施された「笑って フラジール」や、美しいピアノが響く「大空、ビュンと」など、ライブで力を発揮しそうな勢いのある楽曲が揃う。姉妹グループの末っ子なのにと言うべきか、だからこそと言うべきか、奇を衒ったことはせず、真っ直ぐに正攻法で勝負している印象だ。

 そんななかでも特徴的な方向性を見せるのが、本格的なヘヴィメタル調の「超孤独ライオン」である。随所にヤンキー風のセリフを多用するこの曲は、≒JOYでは珍しい重厚なロック路線。特にセリフ部分は、正式には標準語で表記されているが、音源やライブでは方言が用いられるため、メンバーが攻撃的な姿に豹変しつつも、どことなくいなたさの漂う独特の魅力を放つ。ライブにおける強力な武器として機能しそうな一曲だ。一転して次の「スイートシックスティーン」はアイドルらしいキュートなガーリーポップを展開。“激辛”と“激甘”な両極端な魅力を持つこの2曲から、グループの振れ幅の大きさを感じ取れる。

≒JOY(ニアリーイコールジョイ)/ 『超孤独ライオン』(from イコノイジョイ2023)【LIVE ver. full】

 

≒JOY(ニアリーイコールジョイ)/ 4th Song 『スイートシックスティーン』【MV full】

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